正月に「大河ドラマ名場面スペシャル~歴史に名を刻む女性たち~」
と言う番組がNHK BSで放送され録画していたので先日観てみた。
先週の日曜日に始まった2024年のNHK大河ドラマ「光る君へ」は
源氏物語を書いた平安時代の女性である紫式部が主役の物語。
大河ドラマは今回で62作品目という事らしいが
これまで女性が主役の物語は14作品という事らしい。
と、言う事で調べて見たのだが僕が観た女性が主役の
大河ドラマは今回掲載した8作品だった。
まあ2002年の「利家とまつ」は前田利家とのW主演
2006年の「功名が辻」は山内一豊とのW主演って
感じだったのでビミョーなんですけどね。
てか、こうしてみると2000年代に3作品、2010年代に4作品と
イメージ以上に女性主役作品が多い気がするが掲載した8作品中
戦国時代が5作品、幕末が3作品という内訳になっている。
掲載した8作品の中では2008年の「篤姫」がダントツで良かった。
逆に一番残念だったのが2017年の「おんな城主 直虎」。
井伊直虎って架空の人物じゃないようだが殆ど記録も
残ってないようだしメジャーな人物じゃないから
どうも物語自体が嘘くさくて水戸黄門や暴れん坊将軍などの
娯楽時代劇っぽい感じがして感情移入出来なかった(笑)
あくまで個人的な好みの問題なのだが僕的には大河ドラマは
戦国時代や幕末のような動乱の時代の派手な合戦シーンが
リアルに描かれるのが好きなので女性が主役になるとどうも
合戦シーンよりラブストーリー的な話が主になるようなイメージ。
まあ女性目線で見ると着物は煌びやかで綺麗だし
ラブストーリーの方が感情移入出来るんでしょうがね~。
更に言うと僕は今まで戦国時代や幕末以外の時代を描いた
大河ドラマは興味が持てずスルーしてきた。
その価値観が覆ったのが一昨年の大河「鎌倉殿」だった。
まあ鎌倉殿の時代は一族での内乱や朝廷との争いが主で
戦国時代や幕末に比べると戦のスケールは小さいが
源平合戦などもあったし脚本が良かったので物語として面白かった。
しかし今回の「光る君へ」は戦が殆どなかった平安時代が舞台であり
紫式部という女性が主役の物語なのでラブストーリーが
前面に押し出されるような気がしてちょっと危惧してる(笑)
平安時代を舞台にした大河はこれまで1972年の「新・平家物語」
1976年の「風と雲と虹と」1993年の「炎立つ」
2012年の「平清盛」などがあるが1作品も観てない。
2012年の「平清盛」は呉でもロケが行われたにも関わらず
食わず嫌いかも知れないが結局観なかった。
「光る君へ」はまだ始まったばかりで先日初回放送を観たが
やはりラブストーリー感がプンプン漂ってた(笑)
てか、SNSニュースによると「光る君へ」は
NHK大河ドラマ史上初回視聴率は歴代最低だったらしい。
まだ今の段階では何とも言えないが僕の予想を良い意味で
裏切って楽しめる作品になってる事を願います(笑)
ジャンジャン!!