少し前に南北戦争や朝鮮戦争の韓流映画を数本観たからか
昨今「あなたへのお薦め映画」に韓流映画がよく出てくる。
と、いう事でお薦め映画で気になった韓流映画
「レッド・ファミリー」という作品をU-NEXTで観てみた。
レッド・ファミリーは幸せな暮らしを送っているかに見えるが
実は北朝鮮工作員による擬似家族と、その隣人であるケンカの絶えない
韓国人家族の対照的な2つの家族の交流がコミカルかつスリリングに
描かれた現在の朝鮮半島における問題を浮き彫りにした社会派映画。
家の外では仲睦まじくアットホームでありながら
ひと度家の中に入ると母役ベクを班長とし命令・階級に
絶対服従する北朝鮮人工作員の疑似家族。
妻役の班長ベクを中心としたツツジ班として家族を装った
工作員たちの目的は脱北者と政治犯の暗殺だが
それぞれ工作員の家族は北朝鮮に居てほぼ人質状態。
そんな家族のためにも工作員としての任務を全うしなければ
ならないのだが隣人の韓国人家族と次第に仲良くなって行き・・・
いや~、朝鮮半島分断から70年以上の時が経つのに未だに謎多い国北朝鮮。
北の人間に拉致された日本人の事や核問題、ミサイル発射などの事を思うと
人ごと、他人事、他所の国の事とは言っていられないはずなのに
平和ボケしてるのか、やはりどこか遠い国の話に感じる。
本当にレッド・ファミリーで描かれた暗殺なような事を
やってるのかと思うが数年前には金正男も暗殺されたし
紛れもなく多くの日本人始め他国人が拉致された事は真実だし
2019年に公開され大ヒットした「愛の不時着」でも
似たような事が描かれていたので本当の事なんだろう。
それにしても北朝鮮の工作員やスパイは洗脳されているんだろうけど
本当に皆が皆正しい事をやってるって思ってるのか?
家族を人質に取られて仕方なくやってる人もいるんじゃなかろうか?
まあ僕のような立場の人間が何を言っても始まらないが
今のアジアの状況を見たら今後どうなっていくのか末恐ろしい。
老いぼれとしては只々、子供や孫が戦争や被害に
巻き込まれない事を願うだけですな~
ジャンジャン!!