先日8月6日日曜日は原爆記念日という事で
広島では毎年恒例の平和記念式典が開催されて
NHKを始め民放各局が同じ映像で同じ特番をやっていた。
確かに広島原爆は世界的にも忘れてはならない悲惨な史実だが
個人的には毎年こんな大掛かりなイベントはもういいんじゃないかなと思う。
特番放送の前にたまたま見てた朝の情報番組で「はだしのゲン」の
特集をやっており作者である中沢啓治さんの奥様が
VTRに出演されてあれこれ私見を述べられていた。
「はだしのゲン」と言えば平成25年頃に誤った歴史認識を
子供に植え付けかねないとして学校図書館からの撤去を求める
陳情が島根県松江市であったり、今年初旬に広島市教育委員会が
市立小学校3年生向けの平和学習教材に引用掲載してきた
漫画「はだしのゲン」を2023年度から削除し別の被爆者体験談に
差し替えることを決めたなどちょっとした物議を醸した。
まあ簡単に言うと「はだしのゲン」は戦争に反対し
非国民と罵られた親子が主人公だから
戦争責任者の天皇陛下の事を言葉汚く罵ったりする描写が
子供の誤解を招き教育上宜しくないという事だと思う。
その言い分もわからんではないが僕も小学生の時に
学校の図書室で当漫画を読んだが天皇陛下の事を
変に思わなかったし今でも思ってない。
不謹慎だが幼かった僕は原爆被害者のグロイ描写を見て
只々気持ち悪い、原爆って脅威だなって思った。
てか、戦争から約80年も経ってるんだから時代の価値観も
天皇陛下の立場も変わってるし今の子供が読んでも
そんな風には思わないんじゃないかな~?
そもそも本当に戦争は天皇陛下が悪かったのか?
戦争やれば好景気になると喜んだ国民も少なくなかったはず。
当時は世界中が戦争やってた時代だし天皇陛下は
戦争するために祀り上げられたような気もするのだが。
それより「はだしのゲン」を読む事で戦争や原爆の
悲惨さを子供たちに学ばせるのに大変効果的だと思う。
まあ戦争や原爆の事をいくら論議しても結論は出ない。
個人個人に思いがあって然るべきだと思うが
戦争や核兵器は悲惨な結果しか生まないし
平和である事は尊い事と言うのは間違いないだろう。
ジャンジャン!!