リメンバー | PRAINSのブログ

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1976年2月、クールスのセカンドシングル「甘い暴力」が発売された。

 

<ジェームス藤木・談>

当時「ぎんざNOW!」にレギュラー出演していたクールスは

永ちゃんに楽曲提供されたデビュー曲「紫のハイウェー」を演奏してたが

そろそろ別の曲が欲しいという事で2枚目のシングルが必要になった。

「甘い暴力」は俺が作曲を手掛けたが突然今日中に新曲を

作ってくれって言われて20分くらいで作ったんだ。

しかも、その数日後にはレコーディングしてたから

あの頃の俺たちには勢いがあった(笑)

 

デビューシングル「紫のハイウェー」やデビューアルバム「黒のロックンロール」は

近田春夫&ハルフォンが演奏してるから「甘い暴力」は実質

クールスが初めて演奏してレコーディングした曲になった。

この頃のクールスのオリジナルは俺が最初に曲を書いて

それに舘が詞をのせるという形で作られている。

あの頃の俺たちふたりは、かなり気が合っていたと思う。

 

 

と、いう事なのだが「甘い暴力」が発売された1976年(昭和51年)2月と言えば

僕はまだ小学校6年生という事でまだクールスは聴いてなかった。

この後、約1年半後に初めてクールスのアルバムを買うのだが

一番最初に買ったアルバムが舘さんがクールス脱退ライブを

収録したアルバム「ハローグッバイ」だった。

 

初めて聴いたクールスのサウンドはどの曲も新鮮でイカしていたが

実は一番印象に残ったのが甘い暴力のB面に収録されている

ピッピさんがリードボーカルの曲「リメンバー」だった。

甘く切ないスローバラードは僕の琴線に触れた。

 

「リメンバー」も作詞は舘さん、作曲はジェームスさんだが

ジェームスさんの著書「ジェームス藤木自伝」では何も触れられていない。

クールスのスタジオ録音のアルバムにもベストアルバムにも

なぜか収録されていない不運の曲のように感じるが

個人的にはピッピさんボーカルの曲では

「ワンデイ」「涙のウエディング・デー」「追憶」と並び

今でも大好きな曲なんですよね。

 

 

中学3年生になった1978年(昭和53年)4月、一人の女の子が転校して来た。

スケバンとまではいかないが、同級生の女子とはちょっと雰囲気が違う

どこか陰のあるような可愛い娘だった。

 

彼女とは中学の時に一度だけデートをしたがその後の進展はなかった。

パチンコに行ってペアのTシャツ買って喫茶店でお茶をしたのを覚えている。

その日はリメンバーの歌詞にある雨ではなかったが

クールス脱退後の舘さんのソロデビューアルバムに

収録されてる「思い出のデイト」とクールスの「リメンバー」を

今聴くとあの日の事が何故か思い出される。

 

中学卒業後に彼女は進学校に入学したが何故か突然電話がかかってきて

一度だけ会ったが、その時の僕は中学の頃のようなトキメキを感じなかった。

あれから約45年、彼女を見かけた事も噂を聞く事もなかった。

今、何所でどうしてるんだろうか・・・

ジャンジャン!!