僕より一世代上の人たちは、アメリカンオールディーズと言えば
日本で1974年(昭和49年)に公開された、ジョージ・ルーカス監督の
「アメリカン・グラフティー」が入り口になったと言う人が多いが
当時僕はまだ小学校5年生と言う事で当作品はリアルタイムで
劇場では観てなく後にビデオで観た作品だった。
オールディーズは幼少の頃から日本人歌手がカバーしたり
日本語訳の曲は聴いたが、オリジナル音源を本格的に聴いたのは
中学3年だった1979年2月に公開になった青春群像のイスラエル映画
「グローイング・アップ」や、当作品のサントラ盤だったと思う。
僕が中学3年だった年は1978年7月に「サタデーナイトフィーバー」
12月には「グリース」翌年2月に「グローイング・アップ」と
青春群像の洋画が目白押しでエポックな年だった。
サタデーナイトフィーバーやグリースの劇中音楽は
殆どオリジナル曲だったが、グローイング・アップは
アメグラ同様にアメリカンオールディーズナンバーで構成されていた。
グローイング・アップは人気作品だった故にシリーズ化されたので
どの作品に、どの曲が使われたかまでは覚えてないが
ベンジー、ボビー、ヒューイという3人のヤンチャな高校生が
繰り広げる青春群像コメディーで物凄く影響を受けた。
それは使われていた音楽も然りで、今聴いても
涙が出そうになるほど(笑)思い出深い曲もある。
日本語タイトル「この世の果てまで」で知られる1962年にリリースされた
スキータ・デイヴィスの「The End of the World」。
日本語タイトル「あなたの肩に頬うめて」で知られる1959年にリリースされた
ポール・アンカの「Put Your Head On My Shoulder 」。
日本語タイトル「タミー」で知られる1957年にリリースされた
デビー・レイノルズの「Tammy」。
日本語タイトル「ミスター・ロンリー」で1962年にリリースされた
ボビー・ヴィントンの「Mr. Lonely」。
グローイング・アップ初公開から約48年。
もちろんアメグラも思い入れのある作品ではあるが個人的には
リアルタイムで観たグローイングアップの方が思い出深い。
今でもグローイング・アップシリーズの当時物の
映画パンフレットも数冊持ってますしね。
高校時代に毎日のようにつるんでいた仲の良かった3人組は
ノッポの僕がボビー、チビの友人がベンジー、太めの友人がヒューイと
グローイングアップみたいじゃねって当時女の子たちに言われてた。
意識してたわけじゃないが、僕たち3人のキャラが
グローイング・アップの3人のキャラに似ていたようにも思う。
短かった高校時代(笑)を思い出しますね。 ジャンジャン!!