ラブスコール | PRAINSのブログ

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人は誰にでも思い入れのある曲というのはあると思うが個人的には

思い入れの出来る曲というのは初めて聴いた時から

どこか琴線に触れて脳裏に刻み込まれるものだと思う。

それは好きなアーティストの曲だけとは限らないし

ジャンルが限られるというものでもない。

 

個人的には1977年(昭和52年)から放送が始まったルパン三世の

テレビアニメ第2シリーズのED「ラブスコール」もそんな1曲だ。

初期ルパン三世は1971年10月から約5カ月放送されたが個人的には

まだ小学校2~3年だったという事で特別好きだったわけでもない。

やはり中学2年で始まった第2シリーズの方が思い出深い。

 

そのルパン三世のキャラクターで特に男から人気が高い峰不二子は

多くの男が理想とする女性像を全て持ち合わせてるんじゃなかろうか。

美人で抜群のプロポーション、セクシーだけどチャーミングで男勝りの所もある。

初期ルパン三世の峰不二子の声は二階堂有希子さんが担当されてたが

第2期では増山江威子(写真左下)さんが担当するようになった。

だからラブスコールは増山江威子さんが歌ってると思われてる人もいるが

実は増山さんがオリジナルではなくサンドラホーン(写真右下)がオリジナル。

 

サンドラホーンって聞き慣れない人は1976年(昭和51年)にサンディー名義で

「グッバイ・モーニング」をリリースした歌手と聞けばわかるかもね。

サンディーは何故か複数の名義を使い分けて曲をリリースしてる。

そんなサンディーがサンドラホーン名義で歌ったのがラブスコールなのだ。

 

 

ラブスコール / サンドラホーン 1979

 作詞:槙小奈帆. 作曲:大野雄二

 

Love squall it's my Love もう逃がさないわ
予告もなくつかまえるの この愛のスコールで
だけどあなたの心は風 いつの間にか すりぬける
グッナイ マイ ダーリン そばにいて欲しいの
2人だけの夢を見ましょう 

Oh Please makemy dream come true

Love squall it's my Love もうわたしのもの
地の果てまでとけてゆくの この愛のスコールで
だけどわたしのからだは舟 あなたしだい海に出る
グッバイ マイ ダーリン 憎いひとねあなた
いつの日にか好きと言って
Oh Please make my dream come true

 

 

第2シリーズ当初のEDは演奏のみの「ルパン三世 愛のテーマ」だった。

27話から水木一郎さんのボーカル入りバージョンになり

52話からサンドラホーンが歌うラブスコールになった。

このED映像とラブスコールを聞くと中学3年の冬を思い出し切ない(笑)

大野雄二さんの曲も素晴らしいしサンドラホーンの声も曲に合ってる。

 

作詞は僕的には知らない(笑)槙小奈帆さんという方なのだが

「不二子ちゃんのテーマ音楽の作詞を依頼された時

締め切りは2・3日後で超急ぎの仕事だった。

実はその時、ルパン三世の事も不二子ちゃんの存在も知らなかった。

浜松町の改札口でプロデューサーからの資料を受け取りました。

大野雄二さん作曲のロマンティックな作品は私好みだったので

機内ですぐ覚えましたが不二子ちゃんのキャラとの差異に頭をかかえて・・・。

 

それが鹿児島空港に着いたとたん、南国特有のバケツの水を

ひっくり返したような物凄いスコールに見舞われたんです。

これだッ!って思いましたね。

このパッション、このエモーション、これでいこうと決めて

その夜事務所に電話を入れたんです。

愛のスコールかラヴ・スコールでいこうと思うんだけど、どう?って。

こうした仕事はまずはキャッチ・フレーズが第1、すぐにOKが出ました。

強気で生きている女だって、時には海を見ながら涙ぐむ時だってある・・・

って、当時を回想されている。

 

ラブスコールは名曲だから、石川さゆりさん、高岡早紀さん、増山江威子さん他

沢山のアーティストにもカバーされてるしバンドで演奏される事も多い。

色々YouTubeでも観たけど、歌や演奏は上手いんだけど

どーも僕の琴線に触れるイメージが出ないと思ってた。

 

 

しかし、その中で、このギターの弾き語りは少々琴線に触れた。

どこの、誰べーかは知らないが(笑)雰囲気が良い。

しかし、更に強く琴線に触れる動画を発見した。

 

 

いや~、プロの歌手が歌っても琴線に触れないんだから・・・って思ってたが

この「angels」ってグループ?のラブスコールは素晴らしいと思った。

ボーカルの女の子の容姿も歌声や歌い方も曲にマッチしてるし演奏も素晴らしい。

個人的にはラブスコールは管楽器に魅力があると思うのだ。

イントロや間奏、歌詞の間のサックスのソロが涙が出る程素敵だ(笑)

 

angelsをYouTubeでググってみると、どうやらセミプロ集団のようだ。

昭和の歌謡曲や演歌、洋楽のカバーまでライブで演ってるようで

どの曲の演奏も歌もクォリティーが高い。

ルックス重視でお遊戯会レベルのアイドルやアイドルグループなんて目じゃない。

やはり音楽のプロは見た目も大事だが歌や演奏でリスナーを感動させないとね(笑)

ジャンジャン!!