「♪まこ甘えてばかりで ごめんネ みこはとってもしあわせなの
はかないいのちと しった日に意地悪いって 泣いたとき
涙をふいて くれた まこ・・・」
僕が物心付いた頃にテレビで流れてたのを聴いて今でも耳について離れない曲
この曲が1964年(昭和39年)にドラマや映画にもなった「愛と死をみつめて」の
主題歌だと知ったのは、もう少し後の事だが未だに当作品を観た事はない
「愛と死をみつめて」は昭和16年生まれの大学生、河野實(まこ)と
同級生の軟骨肉腫に冒され21年の生涯を閉じた、大島みちこ(みこ)との
3年間に及ぶ文通を書籍化、ドラマ化、映画化した作品
<あらすじ>
高校3年生のミコ(大島みち子)は、顔に軟骨肉腫ができる難病に冒されていた
病院に入院した際、同じ病棟で浪人生マコ(河野実)と出会い
互いに18歳の阪神タイガースファン同士で意気投合し文通を始める
その後、ミコが京都の、マコが東京の大学へ進学してからも文通は途切れず
ミコの病気が再発して再入院した後も、マコは夏休みに駅のホームの
ビール売りのアルバイトを続けてミコを励ます
夏休みが終わって、東京に戻ったマコとの文通が闘病生活の大きな支えになっていく
マコはその後もアルバイトをして長距離電話で励ましたり、旅費を工面して
ミコの入院してる病院を訪れるなどし2人の愛は深まるばかり
しかしミコは手術で顔の半分を失い更に病気は悪化していく
そしてマコの22歳の誕生日の前日に自らの
メモリアルデーを刻んで、この世を去って逝く
まあ実際に作品を観た事ないので知ったような事は言えないが
あらすじ読んだりYouTube映像観たら何となくイメージは出来る
まさしく昭和30年代の匂いがする作品だと思う
主題歌を聴いたのは、たぶんドラマの再放送かテレビのロードショーだったんだろう
まあ保育園児の僕は当時はまったく物語には興味はありませんでしたけどね
主題歌に至っては1974年(昭和49年)に「さくらと一郎」が歌い大ヒットした
「昭和枯れすすき」に匹敵するくらい暗い曲だと感じる
僕は山口百恵さんの赤いシリーズも観た事ないんですが同じようなイメージ
てか、昨今流行の韓流ドラマにも同じようなニュアンスを感じますね
韓流ドラマにハマるオバサマたちのイメージのルーツは
「愛と死をみつめて」にあるのではないかと勝手に思ってます(笑)
ジャンジャン!!