1980年代初頭に突如ブームになったネオロカビリー
ブームの発端は諸説あるようだがアメリカのロカビリーバンド
ブライアン・セッツァー率いるストレイ・キャッツが火付け役という説が一般的のようだ
ロカビリーという言葉は所謂造語なんですが黒人のリズム&ブルースの
派生として生まれた「Rockn'roll」とカントリーミュジックの
1つのスタイルである「Hillbilly」が合体してできた言葉です
基本的にはベースはウッドベースでドラムは
スタンディングドラムで叩くという感じでしょうか
ネオロカブームの頃にはストレイ・キャッツの他にも
UKのブルー・キャッツやザ・ロカッツ、ポール・キャッツ
日本でもブラック・キャッツが人気を博しました
いや~ こうして見ると「キャッツ」と名の付くグループが多い
昔聞いた話ではロカビリー界の王カール・パーキンスの名曲
「Blue Suede Shoes」でのフレーズ「Go, Cat, Go」から引用されたとか
恋のアンブレラ / ザ・ボッパーズ 1981
作詞・湯川れい子 作曲・井上大輔
そんな時代の1981年(昭和56年)に突然テレビのブラウン管から
流れてきた英語詞のドゥーワップ系のロカビリーサウンド
化粧品メーカー、コーセーのCMに使われたその曲がスウェーデン出身の
ロカバンド、ザ・ボッパーズの「恋のアンブレラ」だった
テレビというメディアに使われた「恋のアンブレラ」はたちまち大ヒット
僕もすぐさまレコードを買ったがクレジットを見て驚いた
何と作詞、湯川れい子さん、作曲、井上大輔さんという日本人コンビ
湯川れい子さんは当時シャネルズのシングル曲を作詞されてたし
ブルー・コメッツだった井上大輔さんもフィンガー5に
楽曲提供してるなど、あながちお門違いでもないんですがね
ボッパーズのテーマ ザ・ボッパーズ 1980
邦題「ボッパーズのテーマ」として知られる
ボッパーズ初期の楽曲「DO THAT BOPPIN' JIVE」
日本では1981年の「恋のアンブレラ」で知名度を得たボッパーズだが
本国スウェーデンでは1978年にデビューしたようだ
この曲も確かに聞き覚えはあるのだがシングルで聴いたのか
ベスト盤アルバムで聴いたのかは覚えていない
それにしても当然ではあるがボッパーズも歳取りましたね~(笑)
ジャンジャン!!