DOWN TOWN | PRAINSのブログ

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日本の音楽史においてシティーポップの草分け的グループと言われるシュガー・ベイブ

ネットもスマホもなかった昭和の時代にテレビに出ないコアなミュージシャンの曲や

洋楽を知るのに欠かせなかったのがラジオだった

 

小学生の頃からラジオは聞いていたが深夜放送を聞くようになったのは

中学生になってからだったから、ラジオでこの曲を初めて聴いたのは

1976年(昭和56年)頃だったと思う

 

コッキーポップだったか、オールナイトニッポンだったかは覚えてないが

シュガーベイブの「DOWN TOWN」は歌謡曲とは一線を画した

洋楽のようなポップで美しいメロディーとハイトーンボイスの

達郎さんの特徴的なボーカルが、とても印象的な曲だった

 

しかし、その頃の僕は大瀧詠一さんの事も、シュガー・ベイブの事も

山下達郎さんや大貫妙子さんの事もよくは知らなかった

 

達郎さんの存在を強く認識したのは1979年(昭和54年)に

クールスロカビリークラブの楽曲やアルバムを彼がプロデュースした時

翌年達郎さんがリリースした「RIDE ON TIME」が大ヒットし

ようやく顔と名前が一致して経歴を知ったと記憶している

 

 

DOWN TOWN / Sugar Babe 1975

作詞・伊藤銀次 作曲・山下達郎

 

七色の黄昏降りて来て 風はなんだか涼しげ 土曜日の夜はにぎやか
街角は いつでも 人いきれ それでも陽気なこの街 いつでもおめかししてるよ

暗い気持さえ すぐに晴れて みんな うきうき
Down townへ くりだそう Down townへ くりだそう Down townへ くりだそう

シャボン玉のように消えてゆく 今宵限りの恋もまた楽し 夜はこれから

 

 

1974年(昭和49年)春、ロック関係の若いミュージシャンに発注した作品を

キャラメル・ママが演奏するという企画で、ザ・キング・トーンズのアルバムが計画された

 

この頃2人で組んで何か作品を作ろうと話し合っていた達郎さんと伊藤銀次さんは

早速キング・トーンズのライブを見に行き、10日程で3曲を書き上げた

 

ところが、実際に曲を持ち込んだのは彼らだけで、企画自体も立ち消えになった

結局、気に入っていたその中の一曲を始まったばかりのシュガー・ベイブのファーストアルバム

「SONGS」のレコーディングに加えたのがこの曲だった

 

いや~、この曲を細野晴臣さんや松任谷正隆さんのキャラメル・ママが演奏して

「グッド・ナイト・ベイビー」のドゥー・ワップグループのキング・トーンズが

歌ってたらどんな曲になったのかも興味深い

 

ちなみに、この曲は1981年(昭和56年)にEPOさんがカバーして

同年放送が始まった「オレたちひょうきん族」のEDで使われ広く知られるようになった

 

しかし今聴いても全然古さを感じないし昭和50年という時代性を考えたら

改めて達郎さんは天才であり後のご活躍も当然と言えるでしょうね

ジャンジャン!!