ＭａｊｉでＫｏｉする５秒前

広末涼子が１９９７年（平成９年）にリリースした

ファーストシングル「ＭａｊｉでＫｏｉする５秒前」

この曲は当時NTTドコモの「ポケベル」のCMソングや

テレビドラマ「木曜の怪談'９７ 悪霊学園」の主題歌にも採用された

この時代の僕は既にアイドルにはまったく興味もなかったが

まだ幼さが残り透明感のある広末涼子も可愛らしいと思ったし

グルーブ感のあるこの曲は僕の琴線に触れた

ＭａｊｉでＫｏｉする５秒前　/　広末涼子　１９９７

作詞・作曲　竹内まりや

ボーダーのTシャツの 裾からのぞくおへそ　

しかめ顔のママの背中 すり抜けてやって来た
渋谷はちょっと苦手 初めての待ち合わせ　

人波をかきわけながら すべり込んだ5分前

ずっと前から彼のこと 好きだった誰よりも　

やっと私に来たチャンス 逃がせないの
"ゴメン!"と笑いかけて 走り寄るまなざしに　

MajiでKoiしちゃいそうな 約束の5秒前

子供じみた趣味だと あなたはからかうけど
ふたりで写すプリクラは 何よりの宝物
かに座の女の子って どこか少し大胆
さり気なく腕をからめて 公園通りを歩く

もっと知りたい彼のこと ライバルに差をつけて
そっと耳もとでささやく "大好きよ"と
恋が始まる予感 あなたも感じるでしょ
MajiでKaiたラヴレター 渡すその5秒前

あっというまに日が暮れて さよならの時が来る
グッとくるセリフ探して 黙り込んだ
"今度はいつ会える?"と ふいに聞いたあなたが
MajiでKissをくれたのは 門限の5秒前
MajiでKonya眠れない 真夜中の5秒前　真夜中の5秒前

この曲を最初に聴いた時に以前取り上げた甲斐バンドの甲斐よしひろさんが

松田聖子さんに楽曲提供した「ハートをＲｏｃｋ」のニュアンスを感じた

しかし何の根拠もないのだが当時、時代的にプリンセスプリンセスの

奥居香さんが広末涼子に楽曲提供したのかと、ふと思った

この曲が竹内まりやさんが書いた曲と知ってちょっと驚いた

「まりやさん、こんな曲も書くんじゃ、凄い！」って思った

そんな竹内まりやさんが 昨年リリースした３枚組のアルバム

モア・ベスト＆レアリティーズ＆カバーズ「Ｔｕｒｎｔａｂｌｅ」でセルフカバーした

ＭａｊｉでＫｏｉする５秒前　/　竹内まりや

これまで数え切れないくらいのアーティストに数え切れないくらいの

楽曲提供をしてる竹内まりやさんだが個人的にはどの曲も

まりやさんがセルフカバーしたバージョンの方が好きだ

しかしこの曲に限っては広末涼子の方がマッチしてると感じる

そりゃそうだ、現在還暦も過ぎてらっしゃる竹内まりやさんが

「渋谷」とか、「プリクラ」とか、「門限」って歌詞を歌っても

現実味がないというか無理があるという物だ　(笑)

しかし僕的に、広末涼子よりもマッチしてると思う

アーティストのカバーがあるんですよね

ＭａｊｉでＫｏｉする５秒前　/　Ｔｈｅ Ｂｉｓｃａｔｓ

伝説のロカビリーバンド「ＢＬＡＣＫ ＣＡＴＳ」「ＭＡＧＩＣ」のメンバーだった

久米浩司さんがプロデュースするロカビリーバンド「ビスキャッツ」

ビスキャッツのボーカル青野美沙稀ちゃんは久米さんの実の娘

グループを感じさせる同曲はロカビリーアレンジが最高に似合いますよね！

ジャンジャン！！