１９７４年（昭和４９年）に週刊チャンピオンで連載が始まると瞬く間に大人気になった
山上たつひこ先生の漫画「がきデカ」は主人公である日本初の
少年警察官と自称する、こまわり君と彼が通う逆向小学校の同級生や
その周辺のキャラクター達で展開される、ちょっとエッチなギャグ漫画
逆向小学校のクラスメイトには美男子の西城君やモモちゃん、ジュンちゃんという
双子の美人姉妹が登場するが西城君のモデルは当時大人気だった新御三家の一人
西城秀樹さんであり、モモちゃんは花の中３トリオでデビューした山口百恵さん
そう来ればジュンちゃんは花の中３トリオの一人である
桜田淳子さんかと思われるが実はそうじゃないんですよね～
ジュンちゃんのモデルになっているのは・・・
６７歳になった現在も女優として活躍されてる、風吹ジュンさん
１９７０年（昭和４５年）に１８歳で上京して銀座の高級クラブに
勤務してた時スカウトされて１９７３年（昭和４８年）に初代
ユニチカマスコットガールに選ばれマスメディアに登場
風に吹かれたように出て来たから「風吹」、語呂がいいからという理由で「ジュン」
そんな風吹ジュンさんが、がきデカのジュンちゃんのモデルなんですよね
と、いう事でここからが本題です
風吹ジュンさんと言えば今では女優さんというイメージが強いですが
実は女優業より先に歌手としてデビューしてるんですよね
愛がはじまる時 / 風吹ジュン １９７４
作詞・有馬三恵子 作曲・平尾昌晃 編曲・馬飼野俊一
あなたからある日 声かけてきたら その日が恋のはじまり
二人ならきっと話があうわ 似たような考えをしそうよ
愛している時 誰でもかくしてみたいかしら
愛している時 言葉で言えたらどんなに素敵でしょう
あなたから先に ほほえみかけたら その時恋がはじまる
二人ともきっと淋しがりやよ 同じもの好きになる感じよ
愛している時 泣きたい気持ちなのね
愛している時 素直になれたらどんなに素敵でしょう
いや～ 懐かしい！
この曲を思い出し聴いた時に涙が出そうなほど感動した （笑）
しかし、あの時代の歌手としては異例と言えるほど歌は下手だ
下手さは「赤い風船」の浅田美代子さんと双璧だろう （笑）
意図的かどうかはわからないが息継ぎ素人っぽいけど超カワイイ！
しかし残念な事に歌手「風吹ジュン」は大成しなかった
計４枚のシングル、２枚のアルバムをリリースしたが
鳴かず飛ばずの内に女優へとシフトチェンジした
がきデカの連載開始も、風吹ジュンさんの「愛がはじまる時」も
僕は小学校の５年生の時だが紛れもなく思い出の作品なのだ
ジャンジャン！！
