資生堂VSカネボウ CM戦争 1985 | PRAINSのブログ

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う~ん、勢いで始めた「資生堂VSカネボウ CM戦争」ですが始めた当初の
1970年代から1980年代初頭の記事は書いてて楽しかったんですが
さすがに1985年(昭和60年)ともなると飽きてきた 笑!

て、いうか1985年と言えば僕は22歳という事で当時邦楽に
殆ど興味がなく両社のCMもタイアップ曲もよく知らないのだ

とは言え、せっかくここまで書き続けたのだから昭和が終わる
1988年(昭和63年)までは続けようと思います

と、いう事で今回は1985年の両社のCM対決をお届けします


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<資生堂>

・春のキャンペーン

キャッチコピー 「ベジタブルスティック」 

タイアップ曲 ベジタブル 楽曲提供 大貫妙子
 モデル ミア・ニグレン

・夏のキャンペーン

キャッチコピー 「いろ・なつ・ぬる・ゆめ・ん」

タイアップ曲いろ、なつ、ゆめ ~ 彩 夏 夢 
楽曲提供 石川セリ モデル 甲田益也子

・秋のキャンペーン

キャッチコピー 「水・金・地・火・木・土・天・冥・海」 

タイアップ曲 メトロポリスの片隅で 楽曲提携 松任谷由実
 モデル 楠本裕美




夏のキャンペーン 「いろ・なつ・ぬる・ゆめ・ん」
タイアップ曲 いろ、なつ、ゆめ ~ 彩 夏 夢 アーティスト 石川セリ

と、いう事で1985年の資生堂だが、春のキャンペーンのキャッチコピーは
「ベジタブルスティック」で、大貫妙子さんの「ベジタブル」という曲が使われたようだが
動画もポスターも、情報も何もないし、第一僕は何も知らない 笑!

それは↑の夏のキャンペーンも同様で曲も知らなければ「石川セリ」さんも知らない
で、調べてみると石川セリさんって井上陽水さんの奥さんらしい
いや~ 知らなかったな~ 笑!

それよりもCMでモデルに使われた甲田益也子さんの方が懐かしい

甲田さんと言えば当時売れてた女性ファッション誌「an an」
モデルとしてよく誌面で見かけた

女性誌なんて読んでたのかって? 
この頃僕はミヤニシ美容室のバリバリの技術者ですぞ! 笑!




秋のキャンペーン 「水・金・地・火・木・土・天・冥・海」
タイアップ曲 メトロポリスの片隅で アーティスト 松任谷由実

資生堂という会社は一貫して社会での女性のあり方について提言をしてきた
それはトップブランドとして、いつも時代の先をゆく女性像を描かねば
という矜持でもあり使命感でもあろう

同様に20世紀後半の日本において女性の自立とか
感情の開放とかを、いち早く啓蒙したのがユーミンだった

そして当時の女性のカリスマだったユーミンに資生堂は白羽の矢を立てた

が、個人的には荒井由実時代のユーミンは大好きだった僕だが
松任谷由実になってからのユーミンはそれほどでもなかった 笑!


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<カネボウ>

・春のキャンペーン

キャッチコピー「目も頬も唇もバイオシンデレラ」 

タイアップ曲 シンデレラは眠れない
楽曲提携 アルフィー  モデル 沢口靖子

・夏のキャンペーン

キャッチコピー 「にくまれそうなNEWフェイス」

タイアップ曲  にくまれそうなNEWフェイス
楽曲提供 吉川晃司 モデル 麻生祐未             

・秋のキャンペーン

キャッチコピー 「祐子のかくし色」

タイアップ曲 Love、かくし色
楽曲提携 森山達也 モデル 古手川祐子

・冬のキャンペーン

キャッチコピー 「気まぐれ肌に、簡単スキンケア」 

タイアップ曲 プリンセス TIFFA 楽曲提供 白井貴子
モデル 麻生祐未




春のキャンペーン 「目も頬も唇もバイオシンデレラ」
タイアップ曲 シンデレラは眠れない
アーティスト アルフィー

資生堂が春のキャンペーンで、大貫妙子さんという僕の知らないアーティストを
起用した春にカネボウは人気絶頂だったアルフィーを起用した

「シンデレラは眠らない」坂崎幸之助さんがメインボーカルを務めたヒット曲で
前作「恋人達のペイヴメント 」に引き続きオリコンチャート1位を記録している

同CMではモデルに沢口靖子さんが起用されているが沢口はさんは
前出の「恋人達のペイヴメント」が使用されたグリコのアーモンドチョコレートの
CMにも出演しており、タイトル曲が2作連続で沢口さん出演CMに起用された

確かにこの頃アルフィーは人気があったが個人的にはどうしても彼らの
スタイルというか、ルックスが好きになれなかった 笑!

まあ現在では、坂崎さんや、高見沢俊彦さんは、いい味出してると思いますが
個人的には友達にはなれないタイプだと思います 笑!




夏のキャンペーン 「にくまれそうなNEWフェイス」
タイアップ曲 にくまれそうなNEWフェイス
アーティスト 吉川晃司

広島出身の吉川晃司さんの第5弾シングル
前作「You Gotta Chance 〜ダンスで夏を抱きしめて〜」に続き
2作連続で初登場1位を獲得した「にくまれそうなNEWフェイス」

1984年(昭和59年)にデビューした吉川晃司さんは
呉の隣町である安芸郡府中町の出身

彼がデビューする時に確か彼の伯父さん?がミヤニシに
甥っ子がレコードデビューするから応援してってチラシを持って来た事を覚えている

当時僕は洋楽ばかり聴いていたから然程興味もなかったが(笑)
確かに「売れるだろうな~」って思わす曲を連発してた


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秋のキャンペーン 「祐子のかくし色」
タイアップ曲 Love、かくし色 アーティスト 森山達也

いや~ CM動画がなかったのが残念だがカネボウ秋のキャンペーンに
ついに、あのMod’sモリやんが登場した

とは言え、この曲はモッズとしてのリリースではなくモリやんがソロでのリリースだった
特筆すべきは、この曲の編曲並びにプロデュースを一風堂土屋昌巳さんが担当している

が、しかし何度も言うようだがこの頃僕は和製ロックを含め
邦楽に殆ど興味を失っていたので、同曲にも特別思い入れがあるというわけでもない

Love、かくし色  森山達也 YouTube動画


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と、こんな感じの1985年の両社の対決だが個人的に
はこの年はカネボウの勝ちだと思う

まあそれでも個々で言えばユーミンの楽曲が初めて
化粧品会社のCMとタイアップした事は新鮮だった

かつて資生堂とも縁のある平塚らいてうが「元始、女性は実に太陽であった」と述べたが
このキャンペーンソングでユーミンは 「♬プラネット(惑星)私に気がついて〜 」と歌っている

自分という太陽の周りをめぐる「水・金・地・火・木・土・天・冥・海」の惑星たちは
仕事なのか、それとも気になる男性だろうか

広告モデルの楠本裕美が演じる都会派OL・シングルガールの姿は
まさに80年代のキャリアガールそのものである

おりしも男女雇用機会均等法がこの年の5月に制定
翌1986年4月に施行さ、「女子総合職の第1期生」が入社することになっていた

ふと耳をすませば、遠くからコツコツ… とバブル女のハイヒールの足音が聞こえてくる 笑!
ユーミンが「都市銀行がつぶれたりしない限り、私の歌は売れると思う」と
発言したのは3年後の1988年、雑誌AERAのインタビューであった

ジャンジャン!!


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