THE DREAM NIGHT ”REMEMBER 昭和” <1> | PRAINSのブログ

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10月31日土曜日 午後12時15分
 
ライブ当日COOLSは午後1時52分広島着の新幹線で広島入りする手筈になっていた
 
クールスの広島入りに合わせ午後1時に執行部の清水と二人でマイクロバスに乗って
広島駅にメンバーを迎えに行く手筈になっていた僕の携帯電話に着信が入る
 
「ホテル側との行き違いで機材の搬入がまだ出来ないんですが・・・」
 
電話の主は今回のライブでPAをお願いしてた”U”さんからだった
 
パーティー会場になっていた森沢ホテル2階フロアは当日午後1時まで
先約が使用しているという事で、それまで会場の設営が出来ないって事だった
 
ホテル側との打ち合わせでは機材の搬入は何時でも出来るという事だったのだが・・・
 
 
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PAさんからの電話で用件は理解出来たが、行き違いの状況がよく分からない
ライブパーティーの開場午後5時と言う事になっている
 
クールスは3時からリハをする予定になっていたから会場がフリーになる1時からの2時間で
会場や舞台の設営、照明、音合わせ、前座のチャビーファンキースのリハまで終えとかないといけない
 
ギリギリのタイムスケジュールを組まざるを得なかったから時間がない
 
すぐさま僕は執行部メンバーに連絡を入れて早めの会場入りを促す
と、同時にホテル側に連絡を入れるが社長さんと連絡が取れない
 
折り返しを待っていても埒が明かないという事で急遽会場に足を運ぶ
行き違いの理由は最後まで曖昧だったが(笑)先客の好意で12時45分に会場がフリーになった
 
そこから執行部も手伝って機材の搬入が始まった
それを見届けた僕と清水は急いでマイクロに乗り込み広島駅に向かった
 
 
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午後1時40分、僕と清水は広島駅に到着
 
清水をマイクロに残して僕は単身 新幹線降り口に急ぐ
新幹線ホームから出てくる改札口で僕はクールス一行の到着を待つ
 
時計の針は到着時間の1時52分を過ぎた
その時僕の心臓の鼓動はちょっと高鳴っていた 笑!
 
そりゃそうだ! 13・14歳のガキの頃から憧れだったクールスがやってくるのだ
僕はこれまでクールスのステージを観た事あるし、ムラさんとは何度か話をした事もある
 
でも今回はこれまでとちょっと事情が違う
僕達が主催するイベントにクールスがやって来るのだ
 
僕達はプロの興行師でもなければプロのミュージシャンをプロデュースした経験もない
だから業界の常識も知らないし接し方もよくわからない
 
期待と不安が交差するのも致し方ない事だろう 笑!
 
 
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新幹線口のホーム出口にクールスが姿を現した
 
サポートメンバーとクールス事務所のマネージャーさんを合わせ総勢8名
各自スーツケースを持っている
 
ギタリストであるジェームスさんとフランクさんはギターケースも抱えている
 
ーおいおい ホンマにクールスが来たで! 本物じゃ!! 爆!
 
会場に先乗りしてたクールススタッフが僕の写メをマネージャーさんに送信してくれていたので
マネージャーさんは僕に気付いてくれたようだ
 
「初めまして!呉オールドモータースクラブの山下です・・・」
 
マネージャーさんと名刺交換してクールスのメンバーにもご挨拶
その後待機させていたマイクロに乗り込み呉を目指す
 
「ムラさん、今日は朝早かったんじゃないです?」
 
「超早かったよ、6時には起きたからね」 笑!
 
 
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ちなみにバス中の写真はありません 
さすがの僕もまだ会って数分しか経ってないメンバーの方の写真をバシャバシャ撮れない 笑!
 
でもメンバーの皆さん、とっても気さくで色んな話をして下さった
ムラさんと秀光さんは後部席でくつろいでおられた
 
僕の隣にはジェームスさん、後ろの席にフランクさん
ジェームスさんとは広島や呉の歴史の話や横山剣さんの話をした
 
「ジェームスさんが歌う ”君の窓辺に” や ”風が変わる前に” 何かを聴くと
今でも当時の事を思い出して切なくなっちゃうんですよね~・・・」
 
「そうなんだ、そう言われるとオレもっと真剣に歌わないといけないって思うよ
真剣に歌ってないって訳でもないんだけど40年近く同じ曲歌ってるとね~
オレらの歌を今でも聴いてくれてる人ってそんな思いを持ってくれてるんだからね・・・」
 
 
フランクさんとは僕の現在の愛車であるマッハH2の話で盛り上がった
フランクさんがバイクチームCOOLSの時代にカワサキ マッハH2に乗ってた事を僕は知っていた
 
その流からアルバム「ハローグッバイ」に使われている写真のエピソードや
当時のクールスのメンバーのバイクでの逸話を教えて貰った
 
「フランクさん、”ひび割れたグラス” ”クライマックス” 最高ですよね! 今日も歌って下さるんでしょ?」
 
「いや~ 実は自分が歌ってる姿を映像で見ると今でも恥ずかしくて嫌になっちゃうのよ
自分でイメージしてる感覚と実際の映像で見る自分にギャップがあってね~・・・」
 
そんな会話をしながら僕はこう思っていた
 
ーこれって夢じゃないよの~ 
ワシってあのクールスのジェームスさんやフランクさんと話ししようるで! 笑!
 
 
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その後バスは呉に入り呉の観光名所の一つである
陸揚げされている潜水艦の下を通って会場入りした
 
会場に到着すると熱心なクールスファンが早くも集まっていた
 
 
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秀光さんのショップ”チョッパー”で制作されたと思われるトライクが開場前に並んでいた
 
 
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トライクのオーナーと思われる人と談笑する秀光さん
 
その姿を撮影する茶髪のオネエチャン
 
更にその風景を撮影するウチの長男 笑!
今回ウチの長男はスタッフの撮影係という役割だったんですよね
 
 
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クールスが森沢ホテルに到着した時、会場では前座のチャビーファンキースリハをしていた
メンバー御一行はチェックインを済ませ各自の部屋に・・・
 
「秀光さん、クールスのリハは3時からを予定しております、宜しくお願い致します!」
 
「あ~ そうなの? わかった! オレも背は高い方なんだけど君背が高いね~ 何センチあるの?」
 
「181cmです」
 
「歳はいくつ?」
 
「今年52歳になりました」
 
「52歳か~ まだまだ若いね~ でもオレ今でも鍛えてるから負けないよ・・・!」
 
自分では歳取ったって思うけど秀光さんにそう言われると
まだまだ老け込んではおれないと思った僕でした 笑!
 
こうして僕達呉オールドモータースクラブ執行部にとって長くもあり短くもある1日が始まったのである
 
と、言う事で今日はこれまで! ジャンジャン!!