昨日の記事で僕の親馬鹿的な補足を入れながら長男が旧車に乗り始めた経緯、
スクーターにハマった経緯、この度購入したランブレッタへの思いをご紹介しました
今日は昨日に引き続き彼のBSA GOLDEN FRASHについての思いを
僕の補足を入れながら書き進めてみようと思います
是非最後までお付き合いくださいね! 笑!
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190724/17/prains/62/1e/p/o0960072014511470642.png?caw=800)
僕はCBに乗っていてある感情を抑えきれなくなっていました。
僕は英車に乗りたいんや!
父上に無理やr、いえ優しく導かれるように古い乗り物の世界に片足突っ込んだ僕ですが
父上に無理やr、いえ優しく導かれるように古い乗り物の世界に片足突っ込んだ僕ですが
乗っていくうちに、また色々な人と出会ううちに自分なりの趣向が芽生え初めていました。
日に日に熱くなる英車への思い…。増えるイギリス系のヘルメット等のバイクグッズ。
日に日に熱くなる英車への思い…。増えるイギリス系のヘルメット等のバイクグッズ。
しかし僕の乗りたい年式は50年代から60年代の車両達。
果たしてそんな古い英車を維持出来るんだろうか。
英車に乗っている先輩方に相談したりしながら月日は流れるのでした。
そんなある日英車に乗っている先輩からなんと
そんなある日英車に乗っている先輩からなんと
先輩の師匠がBSAを手放すから見てみるかと連絡が来ました。
僕から見れば先輩も複数の旧車を維持、整備していてめちゃくちゃ凄い人だと思っていたのに
僕から見れば先輩も複数の旧車を維持、整備していてめちゃくちゃ凄い人だと思っていたのに
師匠と呼ぶ人が居たことに驚きどんなエンスーが現れるのかドキドキしながらその日を待つのでした。
<補足>
長男が自動二輪の免許を取得したのは彼が大学在学中の21歳くらいの時だったか・・・
もちろん動機は僕の勧めだが彼はヴェスパの次に僕の親友のカツジからミニクーパーを譲ってもらい
僕の友人がやってる石原商会という英国車4輪の店に出入りもして
すっかり乗り物の楽しさの虜になっていた
しかし当時彼はまだバイクのイロハも知らず自分の好みもハッキリ言ってなかった
僕は世代的にバイクに乗り始めた高校生の頃は免許制度の問題もあって
ミドルクラスに乗る事が当たり前で750ccクラスの大型バイクは憧れはあったが
現実味がなく漫画やバイク雑誌の中の世界と言う認識だった
中でも憧れたのがKAWASAKI Z750RSとHONDA CB750DREAMだった
で、彼が自動二輪の免許を取った当時僕はすでにKAWASAKI SS750H2の
フルレス中だったから彼の人生初のバイクにZⅡとCBの選択を迫った
そして彼が選んだのが以前僕が乗っていたCBだった
以前乗っていたCBはキャンディーレッドのK0だったが予算の関係と一度所有していた事を考慮して
更にはK1との出会いもあり現在のHONDA CB750K1の購入に至ったのである
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190724/17/prains/9e/58/p/o0800060014511470648.png?caw=800)
そして待ちに待った見学の日。
2人でライレーに乗り差し入れにセブンイレブンの珈琲を買い師匠さんのお宅へ行きました。
事前の情報として、今回の車両はBSAのゴールデンフラッシュという車両ということ。
事前の情報として、今回の車両はBSAのゴールデンフラッシュという車両ということ。
師匠さんは今までにも自分で色々な車両をレストアをしていること。
などを教えて貰っていました。ただでさえ凄い先輩…!その人の師匠…。
きっと凄い人に違いない!髭とかめっちゃ長くて〜パイプとか喫いながら
〜相棒と呼ぶ大型犬と一緒に出てくるんだろうと漫画に出てくるような
典型的エンスー爺さんを勝手に想像していました。
ドキドキしながら家に着き、現れたのは
ポロシャツにスラックスの優しそうな普通のおじさんでした。
あ、あれぇ…?思ってたんと違うでぇ…
と正直に思いました。
ドキドキしながら家に着き、現れたのは
ポロシャツにスラックスの優しそうな普通のおじさんでした。
あ、あれぇ…?思ってたんと違うでぇ…
と正直に思いました。
もっと儂拘ってます、みたいな気難しいエンスー爺さんが現れると思ってたのに、
師匠さんは話しててもめちゃくちゃ気さくで優しくおじさんでした。
<補足>
CBに乗り始めた長男は僕や尾崎、カツジにも影響され気に入って乗っていましたが
彼の感性は徐々に英国というキーワードに傾いて行ったようです
英国車のミニにハマった彼は石原商会のKAORUの影響を強く受けライレーにステップアップ
ヴェスパやランブレッタは元々はイタリアMADEですがイギリスのモッズのイメージの方が強い
リアーズメンバーも当然イギリス好きの集団ですから彼等の影響も大きい
更には彼が本分で書いている「先輩」と言うのが大の英車2輪好きと来てるし
「類は類を呼ぶ」と言う事でイギリスをキーワードに類が集まったという事だ
てか、僕もBSAのオーナーさんとは一度だけ面識があります
イギリス好きの人は一癖ありそうな人が多いけど本当に長男が言うように
人の良さそうな普通の初老の紳士ですね!
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190724/17/prains/f8/32/j/o0800060014511470651.jpg?caw=800)
そこから今回の車両の今までの経歴や現在の状態などの具体的な話を進めていきました。
僕が今回英車デビューするに当たって1番杞憂していたのはちゃんと維持出来るのかということでした。
今回のBSAは昭和32年に登録、そして昭和41年からナンバーを返上して、
今日まで倉庫で眠っていた車両とのことで、これを安く譲って貰っても
そこから乗り出しまでの整備をショップに出せば更に相当なお金と手間が
掛かるのは目に見えていました。
<補足>
一口に旧車と言っても年式や生産国、ジャンルによって様々ですからね~
車種によってはKAWASAKI ZⅠ・Ⅱのようにフレームと書類さえあれば
リプロダクションパーツで1台組み上げられるような人気モデルもあります
マッハも最近はリプロパーツもだいぶ増えて来てますからありがたい
しかし現在では存在しないメーカーの1950年代の英車のパーツはあるのか?
更には故障した時に身近に修理してくれるショップがあるのか?
特殊工具も必要でしょうしね~
買ったはいいが不具合があった時に面倒を見てくれるショップやブレーンがいないと
ただの鉄の塊のガラクタになって嫌になっちゃいますからね~
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190724/17/prains/cc/a5/j/o0800060014511470654.jpg?caw=800)
実はこのBSAの前にも何台かの車両を紹介して貰っていたのですが、
そこが気になり結局手に入れるのを見送ってきていました。
しかし、師匠さんは自分で車両の整備をしているので知識、技術を持っている人で、
ガレージにある車両達やその整備記録をつけたノートを見せて貰ううちに
この人なら間違いないなと思いました。
そして、僕は現段階での自分の知識や技術の無さ。
そして、僕は現段階での自分の知識や技術の無さ。
英車へ乗るに当たっての不安に感じていること等を相談しダメ元でほんとダメ元で
もし良ければ今回路上復帰に当たっての
もし良ければ今回路上復帰に当たっての
整備を自分でやってみたいので
教えて貰えないでしょうか(´・_・`)
とお願いしてみました。
とお願いしてみました。
まぁこれが駄目なら今の僕には知識、技術、経済的にも
まだ英車に乗る資格が無いという事だから諦めよう…と思っていたところ
お師匠さんは、おお!それは勉強になるしこれから乗るに当たって
お師匠さんは、おお!それは勉強になるしこれから乗るに当たって
大切な事だから面倒を見てあげよう!
と快く承諾してもらえました。
<補足>
僕のブレーンには旧車に詳しいプロやセミプロは沢山います
しかし英車の旧車ともなると普通の人では手に負えないだろうと思います
「蛇の道は蛇」やはり経験のあるスペシャリストの存在は大きいし心強いですよね
僕もBSAオーナーさんに実際に会ってお話ししましたが経験も申し分なく
人柄や性格的にもとても信頼できそうな人だと感じました
これまでご自分が整備した記録をびっしり丁寧に記録されているノートを見た時
ー本当にバイクを愛しているんだな~ しかも性格もマメなんだな~
って感じ入りましたね
僕も若い頃英車の旧車に憧れた時代があります
スティーブ・マックイーンの大脱走やマーロン・ブランドの乱暴者等の映画の影響が大きかった
しかし当時は環境的にも経済的にも英車の旧車に乗るなんて現実味のない時代だった
だからYAMAHA SRを英車風にカスタムしてマチレスのように改造して乗っていた
しかしネットの普及、円高・・・いろんな時代背景で英車の旧車も現実に乗れる時代になった
ある意味良い時代になったと思いますよ
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190724/17/prains/68/dc/j/o0800060114511470655.jpg?caw=800)
こうして僕とお師匠さんの50年振りBSA復活への道は始まりました。
後日言われた通りパーツリスト、マニュアルを購入し、車両の掃除をしました。
後日言われた通りパーツリスト、マニュアルを購入し、車両の掃除をしました。
欠品がいくつかあるためそのリストアップを師匠にお願いして
僕はタンク、シート、マフラーは自分で綺麗にするため持って帰りました。
つづく!!・・・
<補足>
「旧車は出会い」と言いますが、長男的には本当に「良い人」「良い車両」「良い条件」
と、良い事尽くしの出会いになったという事だろうと思います
タンク・シート・マフラーの事は僕も以前記事にしましたよね
この辺りは別段英車に詳しい人じゃなくても基本的な事は同じですからね
TETUアニキや尾崎さんや、リプレイの早川君など
沢山の仲間にお世話になりましたよね
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190724/17/prains/98/f9/j/o1024076814511470659.jpg?caw=800)
僕がサンドブラストをかけて、長男がサンダーで錆を落としサフェーサーを噴いて
尾崎さんがウレタン塗装を施してくれたシートベースを早川君にお願いして
業者さんに張り替えに出してもらってたシートも完成しました
たかがシート一つでも蘇らすために沢山の人の手と労力がかかっているんです
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190724/17/prains/b8/9a/j/o1024076814511470661.jpg?caw=800)
これで長男が持ち帰ったタンク・シート・マフラーは全て出来上がりました
後は車体の整備と書類的な問題をクリアする事です
本人が記事で「つづく!!」と〆ているのだから整備日記も続くんだろうと思います
日記が書き進められたら改めて僕も続きを書こうと思います
と、言う事で今日はこれで終わりになりますが
もし宜しければ本家本元の長男のブログにも目を通してみて下さいね! ジャンジャン!!
週刊きょうちゃん日記 http://rileyelf45.exblog.jp/