とうせんば | PRAINSのブログ

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時々、我が町「呉」と お仕事「美容」、「美味い物」
よろしくお願いいたします!

 
       コーヒーショップの女の娘/キャロル 1973 作詞・大倉洋一 作曲・矢沢永吉
 
                     Sunday Afternoon 街の角 
               君は Coffee Shop 何かを ひとりで待っている
 
                    Monday Morning, too くもり空
               ボクも Coffee Shop 何かを ひとりで待っている
 
                   窓の外ばかり 見つめてる あの娘
 
                    Tuesday Aftenoon 恋びより
              だから Coffee Shop 朝から ひとりで待っている
 
                   窓の外ばかり 見つめてる あの娘
 
                    Tuesday Aftenoon 恋びより
              だから Coffee Shop 朝から ひとりで待ってい
 
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       先日の第3日曜日・月曜日の連休であるが日曜日は先日記事でも少し触れたように
       10代の頃からの友人である昭和38年生まれの同級生を中心に8人でゴルフに行った
 
      その夜、先輩がやってるお好み焼き・鉄板焼きのお店「来音」にてみんなで晩御飯を食べた
              共に青春時代を駆け抜けた仲間達だ、気兼ねもないし話は尽きない
          すでに亡くなった奴もいるが 皆が生きている限りこの友情は永遠に続くであろう
 
           で、月曜日であるが天気予報も悪く、この冬一番の冷え込みという事もあり
                    久しぶりに何もせずゆっくり体調管理に勤めた
 
            午前中にゴルフの練習に行ったが風も強く寒いという事で早々に切り上げ
              お昼ご飯を食べてマッサージに行き、銭湯で温まって家に帰る・・・
 
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      家から歩いて30秒の所に去年、気になる昭和の佇まいを感じるお店がオープンしていた
   見るからに昭和をイメージしていると思われる「くれまち珈琲 とうせんば」というコーヒーショップだ
 
       気にはなっていたのだが、お店の定休日が月曜日という事で行きそびれていたんですよね
           銭湯の帰り道、お店の前を通ると月曜日だというのになぜかお店が開いている
 
         どうせ家に帰ってもする事もないのでコーヒーでも飲んで帰ろうと思い暖簾をくぐった
                  中に入るとそこはまさしく昭和の時間が流れていた
 
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                         マスターらしき人と目が合った
           僕より少し年上に見えるストライプのスーツを着込んだ白髪交じりの初老紳士だ
 
               お客であるはずの僕の顔を見てなぜか不思議そうな表情を見せる
                      初めて来店した客なので戸惑ったのか・・・?
 
         辺りを見回すと非常に狭い空間で2~3人しか座れないカウンターには先客がいる
 
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                    「すいません、コーヒーをいただけますか?」
                   「お2階の和室の方になりますがよろしいですか?」
 
                     そう言われて奥の階段から2階に上がる
        正直言って あまり内装費にお金をかけていないであろうと思われる店内であるが
         随所にオーナーの拘りや工夫を感じる事ができ どこか懐かしい気分にさせる
 
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        昭和を感じさせる少し急な階段を上がると更にそこは昭和の薫りがきつくなる
                  なるほど!和室ってこんな感じになってるのか・・・
 
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                畳が敷き詰められた和室は綺麗に整理整頓されて
               昭和を感じさせる家具や小物がディスプレイされている
 
           まるで僕が子供の頃に友達の家に遊びに行った時のような空気感である
 
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                     ローテーブルにローチェアーの席もあるが
             僕は迷わず一番奥まった所にある窓際のソファー席に決めました
 
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               裸電球と間接照明に照らされた空間は少し暗めですが
                      窓から入ってくる日の光が心地いい
 
                  そうこうしているとマスターが注文を取りに来ました
 
                          「何になさいますか?」
         「コーヒーはあまり詳しくないのでお勧めのコーヒーをお願いしてもよろしいですか?」
 
                        「お砂糖やミルクは使われますか?」
                                        「いえ、いつもはブラックでいただくんですが・・・」
 
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            という事で本日初来店ということもありコーヒーの基本になるそうな
                    「ブレンドコーヒー」をいただく事に・・・
 
  オーナー曰く、店内で自家焙煎して豆を引くそうで、提供されるコーヒーは少し時間がかかるという事だ
              何と43種類ある豆から好きなものを選んで注文できるという事だ
 
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          時間がかかると聞いていたので持参した雑誌「昭和40年男」を熟読する
                     約20分もするとコーヒーが運ばれてきた
 
                  「とうせんば」のブレンドコーヒー 400円
                       もれなくクッキーがついてくるそうだ

      さすがは自家焙煎+ネルドリップだけあって薫りは素人の僕でも素晴らしいと感じましたね

 
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           「とうせんば」で唯一コーヒー以外のメニューである「バターケーキ」
 
           呉と言えば実はうまいバターケーキのお店があるのが知られています
       おそらくはそこのお店のバターケーキにメープルシロップをかけた一品だと思います
 
               甘いバターケーキは苦いブラックコーヒーに相性抜群ですね!
 
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                      「う~ん マンダム!」 爆!
 
           気品に溢れた苦みのなかの僅かな酸味がここの特徴なのだろう、美味い!
 
                   上等の豆で上手な人の入れたコーヒーはこんなにもおいしいものだったのかと
                          少なからず衝撃を受けましたね!
 
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               そもそもお店の名前の「とうせんば」ってどういう意味??
             広島県の5つの都市の中のひとつである呉市は、三方を山に囲まれ
               一方は海が開けた、いわゆる盆地の小さな街なんですよね
 
        戦時中の呉市は海軍の軍港があったり、海軍工廠があったりで一般の市民に加えて
           軍人工員等あわせて26万人以上にも膨れあがったこともあったそうです
 
         この呉市に曙町というところがあって、この曙町は一丁目二丁目三丁目とあって
                    「とうせんぼ」とも呼ばれていたそうです
 
             ここは商店がびっしりと建ち並ぶ商店街で、夕方の買い物時ともなると
               人・人・人でごった返し人と人との合間をくぐって、人をかきわけて
   やっと通れることができるので「とうせんぼ」から「とうせんば」と呼ばれるようになったのだそうだ
 
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               美味しくコーヒーをいただいた僕は あまりの居心地の良さに
                            知らない間に眠っていた
 
                         1時間ほど眠っていただろうか・・・
 
                        帰り際にマスターと言葉を交わします
 
            「美味しかったです、近所なんでまた寄させていただきますよ
                 でも月曜日が定休日だと息子から聞いていたんですが・・・」
 
       「そうなんですよ、基本月曜日が定休日なんですが最近は3時頃からなら開けています
                             息子さんから聞いたって事ですが息子さんって・・・?」
 
                             「山下と言います・・・」
                 「あ~ わかりました 山下君のお父さんなんですね、お話はよく伺ってますよ・・・」
 
                      という事でご近所のくつろげる空間のお店
                  今度はまた違ったコーヒーをいただきに行こうと思います
       みなさんも時間がゆっくりある時に至福のコーヒーをいただきに行かれる事をお勧めします
 
                          今日はこれまで!ジャンジャン!!