My Music Travel 14 夜明けのスキャット | PRAINSのブログ

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       夜明けのスキャット/由紀さおり   作曲:いずみたく  作詞:山上路夫
             
 
             ル ル ルルル ル ル ルルル ル ル ルルル ルルル ル
               ラ ラ ラララ ラ ラ ラララ ラ ラ ラララ ラララ ラ
                 パ パ パ パ パパ パ パ パ パ パ パパ パ
                      ア アアア ア ア アアア ア
                          ル ル ルルル

                 ル ル ルルル ル ル ルルル ルルル ル ル

                  愛しあう そのときに この世は 止まるの
                   時のない 世界に ふたりは 行くのよ
                       夜は流れず 星も消えない
                   愛の唄 ひびくだけ 愛しあう ふたりの
                   時計は 止まるのよ 時計は 止まるの
 
イメージ 1
 
    「夜明けのスキャット」は1969年3月にリリースされた「由紀さおり」としてのデビュー曲になるそうだ
      この曲は当時大ヒットしたそうだが1969年3月と言ったら僕はまだ幼稚園児だったという事だ
              だから当時由紀さんがこの曲を歌っている映像は記憶にない
 
                  が、確実にこのメロディーは記憶にあるんですよね
    ほとんど歌詞のない「ルルル・・・」っていうスキャットで歌われているこの曲は当時幼稚園児だった
                  僕にさえインパクトがあったという事なんだろうと思います
 
イメージ 2僕の世代では当然知らない話ではあるが、由紀さおりさんは1965年に本名の「安田章子」という名前でデビューしたそうだが、ヒット曲に恵まれず歌手を引退しようと思っていたそうだ
 
そんな時応募したCM歌手オーデションに合格してラジオ番組の中で使うために「ルルル・・・」っていうスキャット部分だけを録音したそうだ
 
番組が始まるとラジオの番組リスナーから「何の曲だ・・・」
って問い合わせが殺到して急遽歌詞を付けて曲が出来上がりレコードとして発売されたそうだ
 
当時、結婚を控えていた由紀さんは再デビューに消極的だったそうだが、この曲の作曲者のいずみさんに説得されて
再デビューに至ったそうだ
 
う~ん、本当に人の人生ってわかりませんよね~
 
 
この「ルルル・・・」がなかったら、おそらく歌手「由紀さおり」はこの世に出ていなかったかもしれませんからね
 
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そうは言っても当時まだ幼かった僕は由紀さおりさんに
興味があったという事は全くなかったんですよね
 
デビュー以来、次々とヒット曲を出していたので歌番組ではいつも見ていましたが当時の僕は「歌の上手いオバサン」
っていうイメージしかなかったですからね
 
由紀さんが歌う番になったら「今のうちにトイレに行っておこう・・・」くらいのイメージでしたからね 笑
 
だから由紀さんがヒット曲に恵まれなくなってテレビに出なくなったというのも気付かなかったくらいですからね~
 
そんな頃、お姉さんの「安田祥子」さんと日本の童謡などを
歌っているという噂を聞いたんですよね
 
でもその頃も僕は若かったし童謡を歌う姉妹に興味もなかったんですよね
 
 
今だったら近くでコンサートがあれば是非聴いてみたいとは思いますね
僕もやっと姉妹のコンセプトが理解できる歳になったという事なんだと思いますね
 
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数年前ですかね~
何かのニュースで、この「夜明けのスキャット」が
ニューヨークでブレイクして由紀さおりがアメリカで大人気になっているって聞いたのは
 
ホント人生ってわかりませんよね~
歌謡曲の女王だった人が落ちぶれて童謡という
分野に活路を見い出しているうちに、自分でも知らない所で40数年前の曲がブレイクして一躍時の人になってしまった・・・
 
僕もその頃数十年ぶりに「夜明けのスキャット」を
聴きましたが懐かしいと思うと共に何だか胸に沁みましたね
 
やはりこれは歌手「由紀さおり」が本物のプロであるという事なんだと思うんですよね
 
 
先日BSテレビで由紀さんのヒストリーみたいな番組を見ましたが、改めて「これが本物のプロ」って思いましたね
単純に言うと歌が超上手い!
やはり歌を唄うプロってまず、歌が上手いというのが大前提になければならないと思うんですよね
 
御本人は今でも歌謡曲が歌いたいって言われてましたが昔の映像を見るとボサノバやジャズ、アメリカンポップスからスタンダードナンバーまで当時から歌っておられたんですね
映像を見て鳥肌が立つくらいカッコよかったし、僕もこの歳になって初めて由紀さんの魅力に惹かれましたね
 
その番組の中で往年のヒット曲を数曲歌われましたが、僕はある曲を聞いて本当に鳥肌が立った・・・
昨年聴いた太田裕美さんの「赤いハイヒール」を数十年ぶりに聴いた時と同じ感覚になったんですよね
最後にその曲をお届けして今日は終わりにしたいと思います
 
 
              生きがい/由紀さおり  作詞・山上路夫 作曲・渋谷毅
 
        今あなたは目ざめ 煙草をくわえてる 早く起きてね バスが来るでしょう
         お茶さえ飲まないで とび出してゆくのね 体に毒よ いつもそうなの

            アア あなたと別れた今でも アア 私はあなたと生きているの
                       いつの日も 生きてるの

          もう別れてしまった 二人なのに 遠くはなれてしまった 二人なのに
                     私はあなたとしか 生きられない
             それだけが 私のよろこび それだけが 私の幸せなの

            今たそがれの街 あなたは歩いてる どこへ急ぐの 人波の中
           もしも私のこと 想い出したならば すぐに電話で 声を聞かせて

             アア あなたと別れた今でも アア 私はあなたと生きているの
                いつの日も 生きてるの いつの日も 生きてるの
 
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           きっと忘れていた感覚が遠い記憶の中に蘇ったという事なんだろうと思います
            調べてみるとこの「生きがい」と言う曲は1970年のヒット曲になっています
   当時の僕は小学校の1年生ですから、そんなに思い入れを持って聴いた曲ではないと思うんですよ
 
    でもこの曲を聴いた瞬間、懐かしさと共に当時内職で洋裁をしていた母のミシンをかけてる姿が
                 頭にフラッシュバックしたんですよ、なぜなんだろう・・・?
 
                   やはり音楽って良いですよね、本当にそう思います
  そう考えると現代の・・・いや、これ以上は言うまい、感じる物は人それぞれですからね~、ジャンジャン!!