昨日の記事で秘密ガレージにペプシとコカコーラの特大看板を自分で加工して取りつけをした事を書きました。
とても大きな看板ですので一人での取りつけは出来ない訳です。
昨日は息子が家にいましたので手伝って貰ってやっていたんですよ。
手伝うと言っても彼も勉強、経験な訳です、これから男として何でも自分で出来るようにならないといけない訳ですからねー。
ドリルで壁や看板に穴をあけてアンカーを打ちこんでビスでとめる訳です。
あらかた想像して、いる物は僕が用意していたんですけどビス止めするのにワッシャ―があった方が良いと言う事になって僕がいつも行く藤原金物にワッシャ―を買いに行かせたんです。
僕のヴェスパＧＴＲに乗って行った訳です。
返って来るのがちょっと遅いんで
「何やっとるんなー、ワッシャ―買いに行くのに東京まで行っとるんか、、、」
って思ってたんですよ、笑
そのうち引きつった顔で返って来て、、、
「お父さんごめんなさい、ＧＴＲこかしてしまった、、、」
「ん？、、、」
一瞬自体がよく飲み込めなかったがヴェスパをみて状況が飲み込めた。
「何でこんな事になったん？」
見た感じ本人に怪我がないようだったので少し安心しながらもフツフツとこみ上げてくる怒りを必死で抑えようとしている自分がいるのであった、笑
ヴェスパと言うバイク、国産のスクーターの様にアクセルを離せば勝手にアクセルが戻る仕組みにはなっていない。
自分で戻さないとアクセルは戻らずエンジンは回りっぱなしになるのが特徴なのだ。
ヴェスパ初心者にありがちな「アクセル戻したつもりが戻らず、そのまま突っ込む」って言う事があるのだが息子は昨日今日ヴェスパに乗り始めた訳ではない。
状況を聞くとニュートラルでエンジン掛けて空ぶかししていた時手が滑ってギヤがローに入ったんではと言う事だ。
その為車体がウイリ―のような状況になったんではないかと言う事なのだ。
歩行者が見えたんで慌てて車体を倒したと、、、
てか、それらの理由も後から想像してからと言う事で本人的にも
「何が起こったのか自分でもよく分からない」 って事だ、笑
おそらく２０年前の僕であったら烈火のごとく怒り狂っていただろう、笑
しかし今は僕も大人である、内心の怒りを飲み込んで
「まあエエよ、怪我がなかったんじゃし、人に怪我さしてないんじゃけん、、、物は壊れても直せば直るんじゃけん、まあこれも経験よー、当分タダ働きじゃのー、、、」
って事で大人の対応、笑
しばらくして友人のヴェスパサービスの新川君に連絡して来て貰った。
「山下さんどこまで直しますか？」
「新車の様にはせんでエエけん 何とか新川君で安くつくように考えてや！息子もお金ないけんね～、、、」
「わかりました、うちにある中古の部品も使いながら板金屋さんに相談してみます、、、」
と言う事で水曜日に引き取りに来て貰う事になった。
いくら修理代がかかるか分かりませんが自分でやった事は自分でケツを拭く、これも経験だ。
これが他人のバイクだったらもっと大事になったであろう。
こうして彼も一つ大人の階段を上るのであった、笑、ジャンジャン！！