昨日の続きです。
１４日夜、この日は僕の地元である長浜の夏祭りがある日なので帰省する。
長浜は小さい町なのだが二つの神社がある、「入江神社」と「西脇神社」
夏祭りは西脇神社で執り行われる、入江神社は秋祭りで１１月３日の文化の日に執り行われる。
長浜は古くから漁師町と言う事で海での安全と感謝を込めて海の神様を祭っている西脇神社で祭りが執り行われるのだ。
笛や太鼓を打ち鳴らし海に灯篭を流す。
漁師さんが漁船を出して船に載せた太鼓を打ち鳴らしながら港内を酒を撒きながら走り回る。
子供の頃はそれを見るのが楽しみで高学年になると地区の割り当てがあるが船に乗せて貰う事が出来た。
聞く所によると長浜は過疎化が進んで来年度から隣町の小坪地区と小学校が統廃合するらしい。長浜小学校は現在全校生徒が４０人に満たないらしい、、、寂しい限りである。
学校名も「広南小学校」になって勿論校歌も変わると言う事だ、こんな所にも時代の波が押し寄せていたのだ。
この日の夏祭りも僕が子供のころと比べて夜店の数も行きかう人も比較にならない位少ない。
ホントに寂しい限りである、、、
１４日夜は隣町の小坪は盆踊りがあった。
幼なじみが世話役をしていると言う事で顔を出した。
せっかく小坪まで来たのだからと思い地元に住んでいる幼なじみに電話をかけて呼び出す。
この幼なじみは普段からお客として髪を切りに来てくれたり年に一回の同窓会などで顔を合わす奴らなのでそんなに懐かしいって奴らでは無いんですが やはり幼なじみなので合えば話は尽きませんよね。
やはり地元 長浜、小坪の話になりますが あまり景気の良い様な話はありませんね。
左の太鼓を叩いているのも幼なじみの同級生なんですが彼は祭り好きなんです。必ずどこにいようが祭りになると駆けつけてくるそうです（笑）
祭りに行くと地元だから先輩や同級生、後輩、近所のおじさん、おばさん等から沢山声を掛けられます。
僕等の世代で長浜にいる奴らが祭り実行委員会を作って盛り上げているそうです。
伝統の灯を消さずに受け継いでいこうとしている訳です。
長浜出身の僕としてはホントに頭が下がります。
こう言う奴等がいてくれるのでこうして帰る事が出来るのですからね、、、
「祭りには帰って来て参加して下さいよ！」
って色んな人から声をかけられるのですが なかなか、、、
何を言っても良い訳になりますが彼らには敬意を表するし感謝しないといけませんよね。
こうして僕は彼らに感謝しながらも地元を後にして誘われていたネオン街へと姿を消すのであった、、、（笑）
地元の皆さんごめんなさい、ジャンジャン！！