昨今 アイビーファッションが復活して来ているそうだ。
ファッション誌にも ちょくちょく特集が組まれているのを 目にします。
僕らより 上の世代はアイビーと言えばＶＡＮと言う人は多いんじゃないでしょうか。
資料によればＶＡＮは 故、石津謙介氏が１９４７年に会社を興し１９５４年にＶＡＮを設立したそうだ。
当時 男性が オシャレをするって概念が無かった時代に アメリカの上流学生のファッションを 元にアイビーファッションを 紹介したのがＶＡＮらしいです。
「らしい」って 言うのは 僕はその頃のＶＡＮは リアルタイムじゃないからです。
１９５４年って言ったら 僕はまだ生まれる前で ＶＡＮを 知ったのは中学生位だから１９７６年位だと思います。
１９７８年１０月にＶＡＮは 一度目の倒産をしているので、僕が中学３年の秋には無くなった事になります。
当時街を走る車とかにＶＡＮのステッカーが貼ってあったのを 子供ながらに記憶しています。
中学生になると ファッションに目覚め、学生服の下に着るカッターシャツが ダサく思えてボタンダウンのシャツが どうしても欲しくなり 買った記憶が有ります。
学校の規則では当時 ボタンダウンは禁止で ボタンダウン着るだけで「不良」って 言われてましたね（笑）
でも ボタンダウン着るだけで 少し大人になったような気がしました。
夏は 開襟シャツ（オープンシャツって 言ってましたね）に なるんですが とても懐かしいです。
靴は トップサイダーのスニーカー、確か中学の卒業アルバムはそれで 写っていたように思います。
そのうちスイングトップが欲しくなるんですが、ＶＡＮは高くて 手が出ませんでしたね。
現在もＶＡＮは 存在します。
右往左往あったみたいですが、広島にもあります。（呉には ありません、当時銀座デパート内のサダヤにも
ありましたね。
岐阜の多治見市に ＶＡＮショップ経営の橘さんて 言う方がおられます。
拘りの人で 興味のある方は訪ねて見ると 良いと思いますよ。
ＶＡＮショップ多治見 橘 http://www.i-varsity.co.jp/
広島は セビロ屋って言うお店が 本通りにあり、ＶＡＮ扱ってます。
横林さん 山田さんに お世話になってます。
僕は 職業は美容師なんで 常に新しい物を 意識しています。
でも 前に書いた音楽もそうですが、１９７０～１９８０年代が 大好きです。
ＶＡＮにも 当時中学生では 手が出なかった「憧れ」が あるのかも知れません。
勿論 社会人になってアイビー、トラッドも 一通り経験しましたが 今また少し そう言う気分なのかもしれません。
それに 故 石津謙介氏の 理念が 素晴らしいと 思います。
昔の事なんで 今では若干進化した考え方も 有るかとは思いますが、自分の人生を生きる上で共感する物がたくさんあります。
石津謙介関連の書物も いくつかありますので、皆さんも読んでみたら良いと思います、きっと何かプラスになる事が 得られると思いますよ。
今日の呉は 梅雨かと思う位 雨が沢山降りましたね。
去年も一昨年も 水害にやられてますから ちょっと心配でした。
足元の悪い中 ご来店頂いたお客様、本当にありがとうございました。