面白い話、不思議な話、ワイルドな話 -23ページ目

面白い話、不思議な話、ワイルドな話

自然を愛し、山を愛し

人を愛した賢者です。

表にはあまり出ることを

望まなかった

隠れた賢者の

言葉を書いてみます。

「この写真はあそこの床の間の上に置いて、


今日はもう遅いから眠った方がいいよと、」

おとうさんが言ってくれ

一泊させてもらい、翌朝早くから釣りに
3人で出かけた。



釣りから戻ると、えびす顔のお父さんが



「目のくりっとした、白髪頭の、丸顔で

背の高さはこのくらいで、髪の後ろをこんな感じで
くっている、しっかり者のおばあさんを知っているか?」


と自分に聞いた。

記憶はなかった。


「わかりません。」

そう答えると


「ゆうべ、わしのところに出て来られて
この子をよろしくお願いします。


と何度も何度も頭を下げるので、わかりましたと答えたよ。」
といった。

「え、見えたんですか・・・・・?」

「ちょうどこのあたりに、きちんと正座をされて

何度も頭を下げれられたんだ。」


「そうですか。」


ちょっとびっくりしたが
記憶にないので
そう答えるだけだった。



しばらく世間話をして今日の
釣りの成果などを話していたら、

「あの写真はちゃんとしておいたから。」
と娘に言った。


「いやあわしはいつも思うんだが、派手な車を買って乗り回し、

その派手な車が気に入って、つきあい始める女性もいるが、

そういう人は自分のつきあう対象ではないと思うな。」


「どちらかというと、車なんかボロでもいいから、服装もそれほど気にしない、


あなたがいればいいの。」



「そういう女性でないとつきあいたくないな。」



「はい。そう思います。」




「大きな排気量の派手な高級車で

派手な女性を乗せているとかっこいい。でも結婚はいやだな。」


そうも言うので


まったくそのとおりですと、話はどんどん弾み

結婚のこととか、人生の事までいろいろとしゃべった。



ふと我に返ると

今まで初対面の人



それも友達の彼女の父親と

よくこんな

仲間内だけとしゃべるような内容を

ぺらぺらと話せたもんだなと思った。



待てよ、この話しは

普段は思っているけど誰にも話していないな・・・・・。



どちらかといえば


かっこつけて
自分の付き合う彼女は、

派手な車に魅かれる、服装も派手な華やかな女性でないと
つきあう気にもならないと

周りには豪語しているのに・・。



もしかして


読まれた???

仮に「蕃司」(ばんし)と言う名で、

賢者「友達のお父さん」のことを呼ぶ事にします。


初対面の出来事


友達の車に彼と彼女が乗り、自分も乗せてもらって彼女の家に泊まって


翌日は釣りに行く予定で


夜彼女の実家に向かって走っていた車の中でした。



「家のお父さん、ちょっと変わってるよ。」


「読まれるかもしれないよ。」



「読まれるって何を?」


 

「心の中を・・・・。」


 

「どういう意味?」


 


「なぜかお父さん。相手の考えている事を読むの。」



「読心術?」



「どうしてるのか、よく分からないけど


心を読まれるの。」



「ばっかな。そんな事が出来るはずも無いわ。



もし本当に読まれたら、何でもしてあげるよ(笑)」


 

このような会話でした。



ちょっと気持ちの中に引っかかるものがありました。


初対面で相手の考えている事が分かったりするはずが無い。


 

もし、分るようなことをしゃべったら、前後の会話から


それとなく推測した事を、知っていたように誘導する会話の


方法を知っているだけだぞ。


そう自分を納得させ夜中に到着したのです。



到着直前にもう一つ話が出て



「友達にこの写真を見てもらって、お父さんに。」



そういわれて見せられたのが、写真の中に写っている女性3名の間に


何か光のようなものだ差し込んで


見方によれば、人の顔のようにも見える


ちょっと気持ちの悪い写真でした。



「友達と旅行に行って撮影したらこんなものが写っていて、



彼女気になってどうしてもお父さんに見てもらってと渡されたの。」


夜中に到着した。


身長168センチ、体重85キロ、パット見ちょっと小柄のお相撲さん。



にっこり笑うと恵比寿さんという置物がありますが


そうゆう笑顔で迎えてもらった。



「良く来たねえ。遠くて大変だね。」



「まどうぞ、ゆっくりして。」


そしてお茶飲んだり、お菓子食べながら


彼女が例の写真を差し出した


「これ、変なものが写っているの。」



「うーん、写真を撮るとき光が差し込んだ角度によって


こういうふうに写ることがあるよ。」


にっこりされました。



「それなら、あそこの床の間に置いておきなさい。」

ばんしの
住んでいる近所の和食屋さんで

名物の接客をする男性をばんしは
感心してみていたそうです。


その男性は大きな声で、威勢が良くて
てきぱきしていて
気持ちのいい接客をします。


一時的に混雑するときは
6人も7人も
注文されるメニューが一人一人違うのに

日替わり定食一丁

刺身定食一丁

てんぷら定食一丁



威勢良く大きな声で
復唱しながら

それぞれの注文を聞いていくそうです。

ばんしは
「アレだけの人が一気に料理のメユーを
注文するが、あんたは間違えないか?」

聞いてみたそうです。

「はい。今まではありません。
あ、でも自分で口に出さないと、もう一度聞かなくては
ならないときがあります。

注文を自分で復唱すると大丈夫です。」

名物の接客する店員さんは
語ったそうです。

言葉を自分が出して
自分の耳で聞くことの
大切さは、これだと


ばんしは語ってくれました。