今日はもう遅いから眠った方がいいよと、」
おとうさんが言ってくれ
一泊させてもらい、翌朝早くから釣りに
3人で出かけた。
釣りから戻ると、えびす顔のお父さんが
「目のくりっとした、白髪頭の、丸顔で
背の高さはこのくらいで、髪の後ろをこんな感じで
くっている、しっかり者のおばあさんを知っているか?」
と自分に聞いた。
記憶はなかった。
「わかりません。」
そう答えると
「ゆうべ、わしのところに出て来られて
この子をよろしくお願いします。
と何度も何度も頭を下げるので、わかりましたと答えたよ。」
といった。
「え、見えたんですか・・・・・?」
「ちょうどこのあたりに、きちんと正座をされて
何度も頭を下げれられたんだ。」
「そうですか。」
ちょっとびっくりしたが
記憶にないので
そう答えるだけだった。
しばらく世間話をして今日の
釣りの成果などを話していたら、
「あの写真はちゃんとしておいたから。」
と娘に言った。
「いやあわしはいつも思うんだが、派手な車を買って乗り回し、
その派手な車が気に入って、つきあい始める女性もいるが、
そういう人は自分のつきあう対象ではないと思うな。」
「どちらかというと、車なんかボロでもいいから、服装もそれほど気にしない、
あなたがいればいいの。」
「そういう女性でないとつきあいたくないな。」
「はい。そう思います。」
「大きな排気量の派手な高級車で
派手な女性を乗せているとかっこいい。でも結婚はいやだな。」
そうも言うので
まったくそのとおりですと、話はどんどん弾み
結婚のこととか、人生の事までいろいろとしゃべった。
ふと我に返ると
今まで初対面の人
それも友達の彼女の父親と
よくこんな
仲間内だけとしゃべるような内容を
ぺらぺらと話せたもんだなと思った。
待てよ、この話しは
普段は思っているけど誰にも話していないな・・・・・。
どちらかといえば
かっこつけて
自分の付き合う彼女は、
派手な車に魅かれる、服装も派手な華やかな女性でないと
つきあう気にもならないと
周りには豪語しているのに・・。
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