シネマノヴェチェント・三池敏夫特美監督映画祭「男たちの大和 YAMATO」/2021.11.7 | PERFECT PERSONAL WORLD

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西に東に、はてしない追っかけ日記

7日はシネマノヴェチェント・三池敏夫特美監督映画祭「男たちの大和 YAMATO」へ。いよいよ最終日です。



MCをやる都合で映画を見れなかったので、朝10時半からの「日本沈没」(2006)を鑑賞。
午前は日本、午後は大和の沈没に纏わる映画を観たので、何とも重い日でした(笑)
そういえば約5年半通ってますがイベント抜きで上映のみを観たのは初めてです。

朝一上映はやはり「男たちの大和 YAMATO」のトークショーに参加される常連さんも観ていて「寒くないですか?」と聞かれて。換気良くしてるのとお客さん少なかったからかなぁ。

終わって「男たちの大和 YAMATO」の上映までの間、ローソンでサンドイッチ食べながら待ってると、ににさん、田端さんと大物が来られたり、常連さんが続々と来館。4日も参加したのでここでの顔見知りの方とは大体お会いできました。話せた方もいれば、話せなかった方もいましたが、皆様ご無事で良かったなあと感慨深く。


「男たちの大和 YAMATO」というか戦争映画、歳とったからか悲壮感ある映画は観ていて辛いですし、祖父母は戦争を経験した世代なので、多少気持ちが辛くなる時が。てか、この映画2時間25分もあるとは!
テンポ良く進むので全然感じませんでした。あと音が凄かったですね。臨場感の為の狙いとしてそうしたみたいですが。
若手・ベテラン共にテレ朝刑事ドラマで見る人が多く、東映映画だなあと感じました。反町さんなんて水曜日の夜9時で観たばっかだし(笑)

あと、「日本沈没」と合わせて一日で4時間40分も映画観たのか(笑)

トークショー前に佛田洋監督にご挨拶させていただきました。
多分私以降の世代の特撮ファンは、一番作品を拝見した特撮監督になるかと思います。今も現役でニチアサや△の作品を担当されていますし。
私は結婚できませんでしたから子供はいませんが、甥っ子ちゃん達はニチアサ観てますし、二世代でお世話になってる特撮監督と言えます。

サイン会もニチアサの何か(気にし過ぎだと思いますが、ノヴェチェントでニチアサの何か持っていったら馬鹿にされそうな気がしました)を持ってこようか悩みましたが、それはそれで範囲が広過ぎて選び切れず「初見ゲストでサイン品を迷ったら色紙!」という自分ルールを適用しました(笑)
ご挨拶すると「ああ、(三池さんの)本作った人ね」とにこやかに笑
佛田監督の自伝「特撮仕事人」を読んで感じてましたが、大らかな人だなあと。

何より三池さんと幼年期からのご友人、大学も就職も一緒にされた方!三池さんのインタビュー本を作っている人間としては、是非ともお話をお聞きしたかったのです。
特撮秘聞録vol.1の前半なんて、三池さんの向こう側に佛田監督もいらっしゃったんだなあと思うと不思議な気分でした。

トークショーでは映画の裏側で苦労されたお話が。
尾道の1/1の大和のセット、本編班・CG班・特撮班の調整のお話等。そういえば多分、太秦映画村での仮面ライダー電王のトークショーの時、大和や機銃のミニチュア、プロップも観ました。
有名な大和を水に浸けなかったので白竜砕石を水に見立てて大和にぶつけた話もお聞きできました。





ちょっとだけ悔しかったのは、もしインタビューできたらお聞きしてみたかった、特撮研究所を出られる際の三池さんとのやりとりのお話を先に聞かれてしまった事ですね笑
ににさんやヒルマ時代の田端さんもお話に時折参加されて、楽しいひと時でした。

サイン会。最終日なので、三池さんからは映画祭のチラシに私が行った作品を入れて書いていただきました。いわゆる出席票です笑


特撮秘聞録は前日、私が苦労されてるのを見られていたからか、先にサイン会を進めていただきました。ありがとうございました。

三池敏夫の特撮秘聞録
vol.2はおかげさまで完売!
vol.1は数冊余りましたが委託販売のお話がありましたので、そのまま置かせていただきました。うち、1冊はシネマノヴェチェント様に献本させていただきました。

三池さん
シネマノヴェチェント様・スタッフ様
常連の皆様
買ってくださった皆様

本当にありがとうございました。

懇親会。メニューはビーフシチューでしたが、相変わらずシネマノヴェチェントのご飯は美味しかったです!

佛田監督の前の席だったので、「学生時代、福岡ではどちらにお住まいでしたか?」とお聞きすると「××だね。学部変わって◯◯に」「××の近くに住んでるんですよ」「ああ、そうなの。前に行く機会あったけど、昔住んでた辺りが分かんなくなってた笑」
このやり取り、既視感あると思ったら特撮博物館の最終日に三池さんとした話とほぼ同じで感動しましたし、やはりお二人は幼馴染なんだなあと。
ちなみに三池さんからはその時、「何かゴーストタウンだね」と言われました笑
時間も限られてましたし、とりあえずここ数年のSHTで一番好きな特撮ロボ戦の「ルパパトのミニチュア借景が好きです!」とかそんなお話を。やはり範囲広過ぎて何から聞いて良いか分かりません笑
私の一番最初の仮面ライダーであるBLACKとRXのお話もお聞きしました。
クライス要塞の名称問題は「クライシス帝国のクライス要塞!」との事笑

あと大和の最初期の監督のお名前(内緒)もお聞きできて……びっくりしました!

三池さんにゲストが変わってからは、田端さん・山下先生・私という面子だったので笑、同テーブルの方に質問をお譲りする形に。

最後に三池さんより、三池さん映画祭総括のご挨拶があって散会。

MC・特撮秘聞録販売とも、数ヶ月かけて準備して臨みました。諸々反省はありますが、やり遂げられて良かったです。
特撮秘聞録はイベントありきで考えた企画でしたが、コロナで叶わない中、近い企画をシネマノヴェチェント様でやらせていただき光栄でした。
勿論三池さんと執筆の坂口さん、デザインのおがっちょさんのお力ですが、数日通う中で読まれた常連さんから「面白かった!」「次も楽しみにしている」と複数の方からお声掛けいただき、本当に嬉しかったです。
来年の陽春の頃に出したい特撮秘聞録vol.3もまた、何かやらせていただけたらなあと思ってます。