夕方の東野圭吾先生の訃報に唖然となった一日でした。
7月23日に大腸がんでお亡くなりになっていたなんて……
15歳の夏に伯母から貰った講談社文庫版「仮面山荘殺人事件」に衝撃を受けて、以降ずっと読み続けています。
1985年に「放課後」で第31回江戸川乱歩賞を受賞され、スポーツ、脳科学、学園ミステリ、交通警察、SF……と幅広い作風で精力的に作品を発表されていますが、なかなか陽の目を見ず、長い模索期を過ごされていたように思います。
後にドラマ化もされた1996年の「名探偵の掟」で注目を集め、1998年の名作「秘密」(小林薫、広末涼子で映画にもなりました)で第52回日本推理作家協会賞を受賞され、一気に大ブレイク!
メディア化を通して、日本で一番有名な推理作家である事は間違いないと思います。
魅力として、幅広い作風と特に近年の「人間の謎を描く」というドラマ性の高さ、加えてミステリとしての「分かりやすさ」が挙げられると思います。
複雑なトリックではなく、すぐに分かるトリックとそれが明かされる事によりドラマが加速する、と言うような。
全部の作品を読んだわけでもないし、露悪的な登場人物の言動や行為、あと特に近年はメディア化を前提としたような台詞や場割りが目立っていましたが、やはり惹かれる物がありました。
ドラマ化された作品、映画化された作品だけでなく、舞台になった作品も観に行きました。
講演会やサイン会でお会いする機会がなかったのは、本当に残念でした。
間違いなく私のレジェンドの一人です。
一冊だけ持っているサイン本は大切にします。
あと、東野圭吾先生との出会いの一冊の「仮面山荘殺人事件」はこれからもずっと私の本棚にあり続けます。
私が亡くなり、もしあちらでお会いできたなら、サインをいただきたいです!
東野圭吾先生、本当にありがとうございました。



