大林宣彦監督、ありがとうございました。 | PERFECT PERSONAL WORLD

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西に東に、はてしない追っかけ日記

昨、4月10日午後7時23分に大林宣彦監督、が肺癌で亡くなられました。

私が劇場で最初に見た大林監督の映画は、中学生の頃に観た「水の旅人 サムライKIDS」、一寸法師の老人と少年が交流を通して成長していく話しに、とても感動したのを憶えています。
ちなみに「水の旅人」の原作は、脚本も担当された末谷真澄さん(平成モスラ3部作の脚本を書かれた)の「雨の旅人」でその本も購入しました。

海難事故で亡くなった死者と、遺された人々一夜限りの再会と、そこに居合わせた人々を描いた、新尾道三部作・第二作「あした」は、中学生の自分に「生きること」を突き付けられた事、生まれて初めて映画館で拍手を体験した、一生忘れない映画です。

多分、特撮以外で最初に自分から映画を観ようと思った監督です。

「転校生」「時をかける少女」「さびしんぼう」の尾道三部作、「ふたり」「あした」「あの、夏の日〜とんでろじいちゃん」の新・尾道三部作に憧れて、尾道に行く度にロケ地を巡りました。

昨年、山口の湯田温泉で講演をお聞きできた事忘れません……

直接お話できる機会もあったはずなのに、その時に行けなかった事を心から悔やんでいます。

「癌も生き物だから、付き合い方があるんです」

とインタビューで言われていたのをよく覚えてきます。
余命3ヶ月の宣告の後、3年8ヶ月を闘病され、最後まで映画を撮ろうとされる情熱、映画を通して平和を祈られた事を心から尊敬しました。


長い闘病生活、本当にお疲れ様でした。


ご冥福をお祈りします。


映画の楽しさを教えてくださり、ありがとうございました。