今日で『仮面ライダークウガ』の最終回、EPISODE49「雄介」から10年。
心の中で泣きながら拳を振るった雄介を、救うような青空が今でも忘れられない。
クウガには「空我」と当字がされるけど、青空への憧れと一対に、拳を振るうことの「虚しさ」=空っぽの意味がある。
そんな意味を込めた高寺プロデューサーが、『クウガ』から10年経って、悪意と「対話」していくことを描いた『大魔神カノン』を手掛け、今日がそのイベントをやっているというのも印象的。
クウガ自体が出なかったことで、良くも悪くも異例の最終回だったろうけど、間違いなく、最高の最終回だったと思う。
もう一度『仮面ライダークウガ』を見返したくなった。