残りのページが半分を切ったくらいから、言い様の無い寂しさを感じ始め、それでも、今まで以上に跳ねている物語には釘付けで、夢中で読み進めたけど、最後の一章を前にして一旦本を閉じ、時間を置いてから読了。
ここ何年かで予想していた「こんな終わり方だろうな」という終わり方から、更に一歩進んだ終わり方でした。
特に応援している、深春の結末には、個人的に「やった!」と。
それも含めて、最高の終わり方でした。
14~15年読んできたシリーズが、終わったという実感はまだ無く。
文庫で二度読みしてるので、『燔祭の丘』が文庫になるまでは、本当の終わりでは無いのかもしれないけど、とにかく万感の思いです。
とにかく、まだ読んでない建築探偵シリーズのファンの皆様には、一刻も早く読んでもらいたい!
まだまだ読み返すし、モデルとなった建築も回っていこう。
いつかの再会に期待しつつ。
今は、篠田真由美先生、お疲れ様でした!