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久しぶりに更新しますた!宜しくお願いしマンモス☆

<栄光の塔 妃の間>


ヤハヴェの妃 アリキアネミスは嘆いていた。


自分が子を産めぬ身だという事を…


「お妃さま、気を沈まれないでください。」


「でも…。」


大天使ガブリエルが慰めるが悲しみは消えない。


「このままじゃルキフェルが後継ぎになるに決まっている。


そうなったら私の責任です。その時は私は死にます。」


「駄目です!!」


ガブリエルは叫ぶ。


「お妃さまが御子を産める可能性はまだあるからです。」


「何故そう思うの?」


「名案があります。」


ガブリエルが取り出したのは、光り輝く水が入った瓶。


「日輪の国より採取した光の湖の水でございます。」


「…?」


「国の住民に聞きました。これは万能薬でもあり、国の者の中の不


妊の者も子を産めたと言います。」


「本当?」


「はい。彼らは嘘をつきません。」


戸惑いながら瓶を受け取ると、


「では、頂くわ。」


水を飲みほした。すると、


「何だかお腹が変な感じ…。まさか!」


そう、アルキアネミスは妊娠したのだ。


そして時は流れ、彼女は元気な王子を産んだ。


これにはヤハヴェも大いに喜んだ。


「でかしたぞ、アルキアネミス!」


産まれた王子を抱きしめ、えびす顔のヤハヴェ。


「いいえ、これもガブリエルのおかげですわ。」


そう言ってアリキアネミスはガブリエルに微笑みかけた。




続く



<天上界>


「おい見ろよ!俺って最強じゃね?」


興奮気味のルキフェルが配下のベルセブブに紙を見せた。


「あ!一位じゃないですか!おめでとうございます!」


「パねぇって!マジで神抜けるんじゃね?」


見せたのは天上界人気ランキング結果。←おい。


見事一位に輝いたのはルキフェルだった。


「きっとこれのおかげだろうな☆」


ルキフェルは自慢の羽をふさふさと触る。


ルキフェルの羽の枚数は12枚(6対)だ。それも美しい。


「さっすが、明けの明星♪尊敬します。それに引き換え…」


ベルゼブブは顔を暗くしてランキング用紙をみる。


58位。


「こんな毛むくじゃらじゃなぁ…。」


「あと、顔もな☆」


「余計なお世話です。」


すると、何やら栄光の塔付近が騒がしいのに気づいた。


「何か祭りか?」


「さぁ…?」



「まあ、キョーミねえし、ほっとこうぜ。」


ルキフェルがあくびをしながらそう言って眠りに着いた。


ところが、この騒ぎの実態がルキフェルの運命を豹変させることを


本人はまだ知らない―。


続く





<天上界 栄光の塔神間>


天上界へ帰って来たヤハヴェ。


「我が神、お帰りなさいませ。」


声をかけたのは四大天使達だ。


「おぅ、四人そろってみるのは久しぶりだな。」


そういってドカッと玉座に座る。


「やれやれ、今回のはとてつもなく大きいものを創ったものだから


けっこうバテた。俺も歳かな。」


「何おっしゃる(苦笑)。貴方様はまだまだではありませんか。」


「フッ、よく言う。」


ミカエルの言葉に苦笑するヤハヴェだが、直ぐにさっきの険しい


顔に戻った。


「しかしな、俺の良い後継者が見つからなくてな…。」


「え?ルキフェルは?」


「ルキフェル?あれは駄目だ。(キッパリ)」


即答。


「ルキフェルは確かに実を言うと俺の子だが、自分が神にふさわし


いとほざきよってな、廃嫡した。」※廃嫡…親子関係などを絶つこと


ルキフェルはヤハヴェの次に格が高いものだった。だから、ヤハヴ


ェは後継者をルキフェルだと考えていたのだ。


ヤハヴェは顔を曇らせ、


「妃が子を産める身であれば…こんなこと言っては妃が嘆くから


あえて言わんが…。」


何とか奇跡が起きないかといわんばかりの顔で、煌びやかな天上 


界を眺めていたヤハヴェであった。


その頃、天上界では―…



続く


―神 ヤハヴェは暗闇の中水面の上を歩いていた。


ヤハヴェは突如右手を上げ、こう唱えた。


 ―光あれ!―


刹那、光が現れ光を昼と呼び、闇を夜と名付けた。


その後、大空を創造し水と水を分けた。


大空を天と称し、夕方と朝があった。


そして、乾いた地を陸とし、水が集まるところは海と称した。


全ての物が作り上げると、ふうと安堵の息をついた。


「これで大体良いだろう。そろそろ、戻るとしよう。」


ヤハヴェはそういうと天上界へ戻って行った。



神が治める天上界は、光り輝くまばゆい世界である。


これから書かれることは実際に天上界で起きた出来事である―。






<キャラクター>

・ヤハヴェ…天界の頂点に君臨するこの世の創造神。


・四大天使…ヤハヴェの重臣。ミカエル、ガブリエル、ラファエル、

 ウリエルの四人


・ルキフェル…ヤハヴェと偽善の子。自惚れの為に廃嫡。


・クリストス王子…ヤハヴェとアリキアネミスの子。ヤハヴェに尽く

 し、後継ぎの座を得る。後のイエス=キリスト。


・アリキアネミス…ヤハヴェの妃。不妊の体であったが、大天使ガ

ブリエルの良案によりクリストス王子を産む。


・ジョフィエル…女天使の中で見目麗しい女天使で、クリストス王

子の妃となる。


・リリアム…テレシファーの姉。テレシファーに女天使の長の座を奪われ嫉妬

し、ルキフェルと共謀する。


・ベルゼブブ…ルキフェルの弟子。顔の上がハエで顔の下が人。

 (きっしょ!)


・モロク…ルキフェルの弟子。(登場数少ない)


・偽善…ヤハヴェの前妃。ルシフェルを産み、自惚れの原因として

成敗される。(登場しません)


・ギルト…罪の象徴の女神。ルキフェルの子を産んだので地獄へ 

追放される。


・ディスィース…死の象徴。ルキフェルの子。


・アダムとエバ…人類最初の人間。


<舞台>

◎天上界…ヤハヴェが治める世界。

 ・栄光の塔…ヤハヴェが住む塔。


 ・幸福堂…儀式が行われる場所。堂内は現在の武道館みたいな仕組みであ

  る。


 ・光の楽園…クリストス王子とジョフィエルが住む国。


 ・神間…ヤハヴェの部屋。栄光の塔の中にある。


 ・天使の国…大天使が治める天使の為の国。男性の天使と女性の天使とで

  分離する。


 ・日輪の国…光の素(味の素か!)。この国の光の湖を飲み、アリキアネミス

  はクリストス王子を産む。


◎地獄修羅界…通称地獄。堕天したルキフェルが治める世界。

 ・修羅城…サタンの本拠地。


 ・黒魔法陣広場…悪魔たちの集会場所。地面に黒い魔法陣が描かれてい

  る。


 ・天地の門…天国と地獄を結ぶ門。


◎エデンの園…アダムとエバが住む楽園。


 ・善悪の林檎…神に食べるのを禁じられている林檎だったが…


<注意>

・クリストス王子の表現。

 主に王子と表されるが、たまに初期などにはクリストス王子と表されることが 

 多い。




おひさ~(^∇^)


2012年、クリスチャンの人たちにはたぶん朗報だと思います(?)

クリスチャンマンガ家、篠沢ケリーさん作

マンガジェネシスが始動!

う~んもう、めっちゃほしいこのマンガ!ヾ(@°▽°@)ノ

篠沢さんといえばマンガメサイアでも有名ですネ(笑)


私とマンガメサイアの出会いは偶然でした。

私が当時気になっていたキリストのマンガは、あの

小学校にあるような世界の伝記っていうやつです。

懐かしーなと思いながら画像検索していたら…

なんかビビッとくるような画像があった。

それがマンガメサイアの表紙なわけ(°∀°)b

でも、あぁなるほどね、でその当時は思って終わったけど…

後日、何か気になってきてもう一回調べてみた。


第一印象は…

「え?何かみんな若い(ノ゚ο゚)ノ」より、

「この真ん中のかっこいい人って…違うよねぇ」だった。

だってこんなかっこいい人イエスじゃないじゃーん!!( ̄□ ̄;)!!

頼む、人違いであってくれ…と思ったけど

その人は…

イエスだった。orz

何でこんなかっこいいんだぁぁぁっ!!Σ(=°ω°=;ノ)ノ

やっぱ時代が変わっているんですね。マリアかわゆす(^_^)

このマンガのキリスト像は今までのキリスト像と大きくかけ離れているのデス∑(゚Д゚)

みんなが想像するのは、あの…モッサモサのおっさん的な…

でも、このマンガのイエスはチョー洒落てんの!色々

やばい、カッコヨス(*゚ー゚)ゞ


さて、マンガジェネシスの方に戻りましょう。(結構尺使ったなf^_^;)

篠沢ケリーさんのブログの中で五月十六日の記事を見ると、

最後の列の写真の右側にちょっとのっています。(拡大可能)

見た瞬間(・ ・)→!(°д°:)でした。

内容が分からない人にはこう見えるはずです。

気を失ってる(?)全裸の男に人工呼吸(?)しているおっさん

(^o^;)何かすみません

ジャングルだから多分この全裸の男はアダムでしょうね。

え?アダム知らなんだと?人類最初の人間どすえヽ(´ω`)ノ

しかし、何でこんなことになってるんでしょうか…分かりまゾーン

早く販売してほしいです!と思うププなのでした☆




鏡山物語はこれにて終了となります。

第二期も書こうと思いましたが、力尽きたのでやめました(^_^;)

小説って結構難しいですねヽ(;´ω`)ノ軽い気持ちでやっていましたが結構時間がかかるもんです。


これからもちょいちょいと更新していきたいなと思います!皆さんありがとうございましたヾ(@^▽^@)ノ




by,ププニョッチ

「綺麗な桜だこと…。」

藤の打掛をまとったお初―二代目尾上は中老格に昇任した。

「あらあら、うっとりしちゃって。」

藤蔓が現れた。彼女もお藤の方として取締役となった。

撫子は―初代尾上の菩提を祈り出家、散華尼となり23歳でこの世を去ったのである。


「そなた達も来ておったのか。」

不意に聞こえたのは老婆の声。新しく老女に就任した松風だ。

「こんな美しい桜はめったにない。そなた達、何か一句でも考えてくれぬか?」

松風の無理難題でお藤はおどおどしていたが、尾上は数秒で考えた。


桜散り 風に散りし 藤花も

    天の橋にて 見惚れしこと

※オリジナルです


「藤花―つまり初代尾上様のことです。風は岩藤であって、風で散ってしまうように尾上様も岩藤に散らされてしまったのです。それでも、天の架け橋でこの桜を楽しんでいるでしょう。」

尾上は続けて、

「私は尾上の名を継ぐにはもったいない事ですが、彼女のけな気さを胸に浜田藩の女中たちを支えていきたいのです。」

そう言っていると、浜田藩の藩士が大声で歌った。


浜田の華ぞ これにあり

 烈女お初を 人は知らずや



完

始めに

「鏡山物語」は成仏の章で完結となります。

第二期では、お初たちも出世しパワーアップして再び登場します。

今後とも鏡山物語をよろしくお願いします!



岩藤はこの世を魔界にするためお初に挑戦を仕掛けたのらしい。

「岩藤…お前は人をまきぞえにしてまで私を倒したいのか?」

「憎きお初め・・・憎き尾上め…貴様を倒せるのならば人の命など惜しくはない…」

「ならばお前をここにとどまらすわけにはいかない!」

お初は薙刀を構え岩藤めがけて突進し、左目に刃を振り下ろす。

「ギャアッ!!」

岩藤は奇声を上げ、左目を押さえる。手をどけると左目周辺が骨が丸見えになっていた。

「怨霊相手に敵わないと油断していたが…なかなかやるではないか…!」

岩藤は刀に切り替えお初の右頬をかすった。頬からは血が流れ出る。

お初が血をぬぐった手を見つめると、思い出すのはあの惨劇―。


怒りがこみ上げてくる。猛る心を胸に抱き、お初は最後の力を振り絞り岩藤を攻める。岩藤も負けじと応戦する。その時、

「ウガアアア…!」

岩藤の体を蒸気と激痛が襲う。怨霊は限界があるため、限界を超えるとこのような現象が起こるのだ。岩藤の攻撃が鈍くなり、もはや体当たりしかしなくなった。

ついに、お初の刃は岩藤のわき腹を命中。

「うりゃあああああああ!!!」

岩藤は崩れ落ちると霧に包まれもがき苦しむ、やがて岩藤の顔は穏やかな顔となりお初にこういった。

「お初…私は間違っていた…そなたの思っていたこと…もっと早く気づけば…良かった…浜田藩の事…皆の事…頼んだぞよ…―。」


「初!初!」

藤鬘の声がする。お初は気絶していた様だ。

「藤鬘…私生きてる?」「ええ、生きてるわ!良く頑張ったわね!」

フッと笑いがこみ上げてくる。お初はフラフラと立ち上がり、お堂に対して手を合わせた。

「さぁ、帰ろうか。」お初が笑う。

松山に朝日が差し込む。


後にこの松山は尾上を偲び名を改め「鏡山」と名づけられたという。

約束通り、お初は二代目尾上、藤鬘はお藤の方として女中たちに慕われたのであった。それはまた後の話で…。



成仏の章

完

お初と藤鬘は求女に案内され、浜田藩主の所へ行った。

「お前たちがお初と藤鬘か。例の件は大義であった。」

「「…ありがとうございます。」」

「そこで、そなたたちを昇格しようと思う。お初、お前は故尾上によく仕えていたため二代目尾上と名を改め中老に、藤鬘はお初を補佐役としてお藤の方と名を名乗るように」

藤鬘は感極まって涙を流し「喜んでお受けいたします。」といった。ところが、

「申し訳ございません。今は受け取れませぬ。」

「何?」

「私にはまだ課せられていることがあります。巷では浜田城下の松山に岩藤の死骸を野ざらしに捨てたことで、岩藤の怨霊が松山を占領していると…。その怨霊を倒すことが私がお初として務める最後の任でございます。」

「そうか…ではそのあとに就任するのだな?」

「いかにもそのつもりでございます。」

お初の決心は固かった。


その夜、お初は朱赤の鎧をまとい、藤鬘も付き添い松山に登山する。登山中、二人はいろんなことを語り合う。

「初、女中として仕えてきて幸せだったわね。」

「そうね。旦那様にあえてもっと幸せだったと思う。あの方は美しく咲いて散って行った花のように儚い人だった…。」

「初は今まで旦那様に可愛がられてきたからね…。」

「もうすぐ着くわ。」

気がつけば中間近くのお堂の前に辿り着いていた。

「…なんじゃこりゃ」

藤蔓が思わず呟く。お堂の前には幾多の屍がごろごろと倒れている。腐敗臭も漂いまさに死の山だった。

「藤鬘はここで見てるんだよね…?」

「あ、あたりまえだよ!岩の中に隠れ…」

「シッ!静かに…。」

お初が危険を察したのかお堂を険しい目で見つめる。

すると、お堂の周辺に不気味な霧が立ち込めて人影が現れた。

「来たか…藤鬘、隠れてて」

「隠れたいけど死骸が…あれ、いない?」

さっきまであった屍たちが消えている。


怨霊となった岩藤、お初の最後の戦いが幕を開けようとしていた―。



成仏の章

 下編に続く