「クソッ!!」
後継者選定の催しが終わった後、自分が選ばれ無かった為
自棄(やけ)酒を喰らうルキフェルは、おぞましい形相をしていた。
「ル…ルキフェル様。あまりそんなに飲んだら…。」
「五月蠅い!お前に俺の悔しさなんか分かるか!」
「…。」
十分後―。
「うー…うぇーん(泣)!ぐやじーい…」
結局泥酔した結果、べそをかき始めた。←おい
結局その日は終わり、次の日にはルキフェルもムッとはしているが
気を取り戻した。
「…昨日は悪かった。めっちゃ取り乱した。」
「いえ、別に…。」
「えー…と。」
「?」
「今夜、俺を慕う奴らをここにつれてきてほしい。」
「…はぁ。」
その夜―。
「みんな来てくれたか。」
60人近くの天使がルキフェルの館へ訪れた。
「結構来たな。」 「はい。」
そして、ルキフェルは話し始める―。
「お前ら、昨日の催しがおかしいと思わなかったか?だって、普通
ヤハヴェの次は俺の筈だ。なのに、急に生まれて突然現れた王子
とやらに後継者の座を取られたんだぞ。俺は実に無念だ。
それに、ヤハヴェは俺のことを最近避けるようになった。俺も実を
言うとヤハヴェの息子なのに…。俺と王子の何が違うんだ?」
そう、ルキフェルはヤハヴェの子なのである。(#1/2より)
ルキフェルの母 偽善(前の名善)はルキフェルが自惚れた原因を
作った為、ヤハヴェに成敗された。
「ヤハヴェは俺が後継者になるのが産まれた時から嫌だったん
だ。でも、俺には仲間がいる。独裁者ヤハヴェなんか俺が力ずくで
やっつけて俺が神になってやるんだ!なあ、お前ら!」
野太い歓声が上がり、ルキフェルは満足げに同志達を眺めた。
栄光の明けの明星は、ついに欲望に負けて悪に手を染めてしまっ
た―。
続く