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アニメ大好き少女のブログ♪

久しぶりに更新しますた!宜しくお願いしマンモス☆

次の日、女天使は仲間にこれを告げると


「まあ、それは悪魔ではないの?」


「清い人がそんなことをするはずがないわ。」


「…そうかしら。」


「ねぇジョフィエル、悪魔というかそれはあのルキフェルじゃない?


あいつは女たらしで意地汚いから、ヤハヴェ様の子でありながら


勘当されたらしいのよ。フフッ笑っちゃうわ。」


「ちょっと!ルキフェルが聞いたらどうするの!」


女天使ジョフィエルは思わず絶叫する。


そんな一行を空から見ていたのは、薄笑いするルキフェル


だった。


「フンッ、悪魔か。まあ間違いねえさ。それにしてもあの


ジョフィエルという可愛い子ちゃん、気にいったな。


俺の恋人にしてぇもんだ。よし、明日遊びに行くとしようか。」


そう言って消えていった。



続く



王子はただ一人、ヴァイオリンの音の行方を捜す。


すると、奏者はそこにいた。光に輝く噴水が目印の公園に


なんとも見目麗しい女天使がヴァイオリンを持っている。


「…美しい。」


王子は思わず見とれてしまったが、彼女のそばには沢山の


女天使がいる。皆彼女を慕っているのだ。


王子は、健気なその女天使のことが、天上界に帰っても


忘れることが出来なかった―。



その後、


女天使が眠りについている時、突如風が吹き出し、窓が


ガタガタなった。


「これはどうしたのかしら…?まさか悪魔が私をさらおうと


しているのかしら…?」


恐怖で震えていると、声が聞こえてきた。


-恐れることはない。私はお前に害を与えることはないから。


私は今姿を現すことはできないが、いずれまた会えるだろう。


それまで待ってておくれ。-


すると、声は聞こえなくなり、風もおさまってしまった。


「やはり悪魔の仕業かしら。いや、違う。きっと私を永遠に


お救いすると神がおっしゃられたのだわ。」


そう思うと彼女の心の中の恐怖が、フッと消え失せたような


気がした。



続く

「ふぅ…」


栄光の塔を去った後も、ヤハヴェに言われた言葉が頭を何度も


よぎり、思い悩む王子。そこに、


「王子、どうなされたのです?」


ガブリエルだ。彼は後継者の催しの後、彼の重臣となった。


「いや…あの…。ちょっとな。」


「?」


「それより、せっかくだから遠出するか。決まってはいないが。」


「は、はい。」


<女天使の国>


「…王子、ここは女天使の国ですよ。」


「あれ?いつのまに?」


いつの間にか女天使の国に紛れ込んでしまったらしい。


「…もどりましょう。」


ガブリエルが言う。王子も頷き、戻ろうとした瞬間、


♪~


ヴァイオリンの音に立ち止まってしまった。急に立ち止まるので


ガブリエルは


「どうしました?」


と声をかける。


「…ちょっと先に行っていてくれ。」


「ちょっ、王子?!」


王子はガブリエルを置いて、ヴァイオリンの奏者の行方を捜しに


行ってしまった。



続く




嫉妬ゆえに悪に手を染めてしまった明けの明星 ルキフェル。


彼らが反乱の計画を立てている頃、女天使の国ではある女天使が


いる。名はリリアム、女天使の中では一番美しいと呼ばれる。


ただ、


「私の右に出るものなんていない。一番なのは私で十分よ!」


彼女もまた自惚れが強かった。


そんなある日―


<栄光の塔 神間> 


「父上、お呼びですか。」


ヤハヴェに呼ばれた王子が訪ねてきた。


「おお、きたか。」


ヤハヴェはにっこりほほ笑み、玉座に座りなおすとこう言った。


「お前ももう良い年だ。だから、そろそろ妃を娶っても良い時期であ


ろう。」


「え゛っ?」


一気に顔を赤くした王子は慌てふためいて、


「そ、そんな!まだ私には妃など…っ」


「まぁ、直ぐにとは言わないからゆっくり考えるが良い。」


「は、はぁ…」


王子は一礼し、神間を去った。



続く

「クソッ!!」


後継者選定の催しが終わった後、自分が選ばれ無かった為


自棄(やけ)酒を喰らうルキフェルは、おぞましい形相をしていた。


「ル…ルキフェル様。あまりそんなに飲んだら…。」


「五月蠅い!お前に俺の悔しさなんか分かるか!」


「…。」


十分後―。


「うー…うぇーん(泣)!ぐやじーい…」


結局泥酔した結果、べそをかき始めた。←おい


結局その日は終わり、次の日にはルキフェルもムッとはしているが


気を取り戻した。


「…昨日は悪かった。めっちゃ取り乱した。」


「いえ、別に…。」


「えー…と。」


「?」


「今夜、俺を慕う奴らをここにつれてきてほしい。」


「…はぁ。」


その夜―。


「みんな来てくれたか。」


60人近くの天使がルキフェルの館へ訪れた。


「結構来たな。」 「はい。」


そして、ルキフェルは話し始める―。


「お前ら、昨日の催しがおかしいと思わなかったか?だって、普通


ヤハヴェの次は俺の筈だ。なのに、急に生まれて突然現れた王子


とやらに後継者の座を取られたんだぞ。俺は実に無念だ。


それに、ヤハヴェは俺のことを最近避けるようになった。俺も実を


言うとヤハヴェの息子なのに…。俺と王子の何が違うんだ?」


そう、ルキフェルはヤハヴェの子なのである。(#1/2より)


ルキフェルの母 偽善(前の名善)はルキフェルが自惚れた原因を


作った為、ヤハヴェに成敗された。


「ヤハヴェは俺が後継者になるのが産まれた時から嫌だったん


だ。でも、俺には仲間がいる。独裁者ヤハヴェなんか俺が力ずくで


やっつけて俺が神になってやるんだ!なあ、お前ら!」


野太い歓声が上がり、ルキフェルは満足げに同志達を眺めた。


栄光の明けの明星は、ついに欲望に負けて悪に手を染めてしまっ


た―。



続く



―ギギィィィー…―


誰もが驚きと希望に満ちていた面持ちで、現れた者を


見た。


「あれは…!」


ルキフェルもあり得ない顔をしてみている。


「クリストス王子だ!!」


一人の天使が大きな声で言うと同時に、どっと歓声がわき


おこった。


王子はいつもの外套みたいなものではなく純白の衣を纏ってい


る。そこからのぞかせる裸身はたくましく美しかった。


「クリストス王子…?誰だあいつ…?」


何も知らなかったので、頭の中がハテナマークが大量発生した


ルキフェルとベルゼブブだったが、ここでルキフェルが


「あっ!!」


何かに気付いた様な様子で声をあげた。


(確かに俺らがランキングを見ていた時、何か騒がしいなって


話をしたよな…それってまさか…!)


「こういうことかぁ~!チクショーやられたー!!」


頭がパッカーンとなったルキフェル、それを慰めるベルゼブブ。


そんな間にも催しは進められていた。


下座に座る王子にヤハヴェが冠を授ける。


「選ばれし者よ、我が望みにかなう者よ、汝を玉座につかさん。」


戴冠された時、天使達の拍手喝采が沸き起こる。


「万歳!」


「クリストス王子万歳!!」


やがてヤハヴェが群衆に向かって、


「彼こそが我が後継者に相応しい者ぞ。そなたらはこの者を


後継者にしても文句はないか?」


群衆は


「賛成!」


「彼こそがふさわしい!」


と言った。そしてヤハヴェは、


「よろしい!そなた達はこの我が後継者である王子に忠誠を


尽くすことを誓え!」


催しは興奮に包まれながら終わりを告げた―。



続く




「只今より、我が後継者選定の催しを開催する。」


壇上のヤハヴェの一言で、天使達の歓声が堂内をこだまする。


「いよいよ始まったな☆」


「はい♪」


やっぱり上機嫌なルキフェルとベルゼブブ。


「後継者に選ばれた者は、そなた達の首位に君臨する。その条件


は、清らかな心を持っている者にしか選ばれぬ。」


「「清らかな心、持ちまくっていまーす!僕はえげつないほどピュア


でーっす!!」


ハイテンションになってしまった(汗)。


「では、発表しよう。我が後継者は…」


堂内に緊張が走る…二人を除く。


「先に言っておくがこの中にはいない。」


「「な…なにいいいいいいい!!!??」」


ハイテンションから一転、愕然とするルキフェル。


「騙す気はない。これだけは言っておく。」


淡々としゃべるヤハヴェ。だが、ブーイングの声は聞こえない。


自分じゃないと皆気付いていたからだ。ルキフェルを除いては。


「では、呼ぼう。さあ入ってくるがいい。」


すると、大きな門が独特の音を立てて開く。


そこに現れたのは―…!



続く




いよいよ、後継者選定の催しが行われる日が行われた。


事の事情(前回まで)をしらないルキフェルとベルゼブブは


「やべー!遂に俺の出番じゃーん!!」


「パねェっす!そして俺はルキフェル様の配下っつーことで☆」


テンション上げ上げだった←おい。


会場は特別な催しの際に使われる幸福堂である。


<幸福堂 内部>


「「…!」」


内部の豪華さに唖然とする二人。


「武道館を豪華にしたみたいだ…。」


「でも!これって俺の為にあるもんじゃん!?」


「それっすよ!やっぱ後継者はルキフェル様っす!」


まだ何もかも気付いていない二人。むしろ哀れだ。


「さーって!見やすい所へ行こうぜ。ベルゼブブ!」


「了解!」


こうして上機嫌なルキフェルとベルゼブブは、壇上がよく見える


席に座って鼻歌なんか歌っていた。


「「♪~」」



さて、いよいよ始まるこの後継者選定の催し。


もうみんなは知っていると思うが、果たして、どうなるのか…


次回をお楽しみに!



続く




一方、王子は大天使ガブリエルとたそがれていた。←笑


「ガブリエル。お前はどう思う?」


「何がです?」


王子は神妙な面持ちで、


「私に不満を持たぬ者など絶対いない。もし、私が後継者だと皆に


知らされることになれば不満を持つ者が謀反を起こすだろう。」


「王子…。」


「父上は私が生まれる前に創った新世界に【人間】というものを


創るらしいな。しかも純粋無垢で何か取りみだした事をした時、


誰がそれを償うか、否、誰が背負っていくか…。」


王子は一度ヤハヴェに新世界に連れて行ってくれた。


何もかも美しく、温かい。そんなところが、経ったひとつの過ちで


豹変するという事を考えると恐ろしい、王子は思っていたのだ。


王子は少し悲しげに微笑み、


「…その時は私が行かなければならないと思うな。」


ガブリエルは少し驚いた顔をしたが、直ぐに表情を戻し、


「あなたが受肉される際、私が母となる者に告知してもよいですか


?」


王子は、


「父上は悲しむだろうな…こんなことを言えば。だから


父にはその時まで言わないようにする…。気付いているかも知れ


ないけど。」


そして立ち上がり、


「そろそろ帰ろう。今日は変な話を聞かせてすまなかった。」


「いえ、王子の気持ちを聞かせてもらい光栄です。」


そして、ヤハヴェ達がいる栄光の塔に戻っていった…―。



続く




アリキアネミスが奇跡的に産んだ王子は、クリストス王子と名付け


られた。


天上界の者は一週間で一つ歳をとるため、あっという間に立派な


青年に成長した。


「しかし、あっという間に立派になったものだ。」


ヤハヴェは満足げに王子の様子を見ているが、アリキアネミスは


少し複雑だ。


「でも、何だか寂しゅうございます。あんなにあどけなかった子が


直ぐに大人になってしまうなんて…。」


「なあに、ルキフェルが後継者になるよりはましだ。」


「そうだわ、ルキフェルは気付いているでしょうか?」


「いや、気付いていない。公に出るまで知らんだろうな。奴のそうい


う軽薄なのが俺が奴を心から愛さなかった理由だ。」


「…。」


「奴は天上界の者に相応しいものではない、そう思った。」


「王子は後継者の件についてどう思っているんでしょう…?」


「ちゃんと話しているから大丈夫だ。その時になれば、使いを出し、


本人に伝えさせる。」


そう言い目を細めて王子を見守るヤハヴェは、まさに父親そのもの


だった。



続く