ご無沙汰しております | プロジェクト北極星 - Project Polar Star -

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北海道の地で、健康で美しいセキセイインコを繋いでいきたい

みなさま、こんにちは。

主宰・ことり暮らすのあかねです。

 

更新のないまま長い時間が経ってしまい申し訳ございませんでした。

 

プロジェクト北極星とことり暮らすのX(旧Twitter)では

先に少しだけお伝えしていたのですが、

昨年夏、主宰・あかね宅で

繁殖を一時中断せざるを得ない出来事が起こりました。

 

お知らせが遅くなってしまいましたが、

今回の記事で詳しくお伝えしたいと思います。

 

 

 

 

 

 
 
 
 
2023年7月末、
わが家で巣引き中だったペアのヒナの中に、風切り羽の脱羽の症状が見られました。
そろそろ巣箱から出てくるかな、という3羽きょうだいが生後1カ月頃のことです。
羽軸は黒く、捻じれており、明らかにおかしく、
すぐに主治医に相談し、症状の出ているヒナの血液をとって遺伝子検査に出していただき、
「PBFD陽性」という知らせを受けました。
 
親鳥たちは、もちろんわが家で迎えた時に全羽検査を受けていました。
全ての鳥が「PBFD陰性」という結果をいただいていました。
 
ですので、到底考えられないこととは思ったのですが、
この時の親鳥のいずれかが、PBFDのキャリア(無症状)であり、
最初の検査ではすり抜けてしまっていたのだという事実がそこにあったのでした。
 
今思えば、最初の検査の時から
全羽1羽ずつ血液をとっての検査にすればよかったのかもしれません。
PBFDの有無を調べるには、それが一番有効な検査方法だからです。
 
ただ、プロジェクトを始める際に
半ばレスキューのようなかたちで迎え入れた33羽のセキセイたちは
全く人馴れをしておりませんでした。
この子たちの以前の飼い主さまは、ご高齢で、
セキセイが好きで繁殖をしてきたけれど今後引き継いでくれる人がいない、とのことで私たちがその役目をお受けしたのでした。
それまで人の住むところとは離れた禽舎で飼育されてきたため、人の姿を見ることも少なかったのかもしれません。
今まで私たちが経験をしたことがない、見たことがないくらいの荒鳥で
感覚としては野鳥に近いような「鳥」たちでした。
 
そうして迎え入れたプロジェクトのメンバー宅で
一番初めに検査をした子たちの中で1羽、
採血の直後に亡くなってしまった子が出てしまいました。
(参照記事はこちら)
ショック死なのか、他に何かしらの疾患があったのかはわかりません。
もしかしたら、そのどちらでもあったのかもしれません。
ただこの時私たちメンバーがみな感じたのは、
「今回のこの子たちに、血液での検査をするのは、とても危険なのかもしれない」
ということでした。
この一件を受けて私は、わが家で受け入れた子たちには
血液ではなく、羽根を検体にしての検査をしたのでした。
 
そしてそこで得たのが「PBFD陰性」という結果でしたが、
ここですり抜けが起きてしまっていたのだと思います。
 
わが家で産まれたヒナに「PBFD陽性」が出たということで、
わが家の中での隔離、消毒はもちろん、
わが家の鳥たち全ての血液での再検査、
そして、
PBFD発覚前に別のペアのヒナたちをお迎えくださったお客さまへの連絡を急ぎました。
 
先にお迎えくださった方々の愛鳥さんは、みな元気で無事であること、
念のため検査を受けた子も陰性だったことがわかりました。
 
再検査を受けたわが家の鳥たちも全羽「陰性」だという結果が出ました。
 
こうしてわが家では
「陰性」となった鳥たち約40羽と、
「陽性(&陽性疑い)」となった2ファミリー(同時期に巣引きをしていて感染拡大させてしまいました。どんなに気をつけていてもヒナの感受性は相当なものだと実感しました)を
隔離してのお世話、消毒、PBFD組への治療の生活が始まったわけです。
 
私自身、経済的・心身共に、疲弊してしまっておりました。
そういう中でもやはり鳥たちと自分をまず一番に立て直さなくてはいけないと思い、
最善を考えて、一度お店(物品の販売)を閉めることに決めたのでした。
 
何故こんなことにという思いもありましたが、必然だったと今は思います。
 
PBFDの症状が出た2ファミリーのヒナたちは、
症状が出た子も無症状であった子も、みんなぷくぷくと元気に成長しました。
現在1歳となりましたが、全羽なんの症状もありません。
抜けた風切り羽も綺麗に生え揃いました。
 
それぞれのファミリーから1羽ずつ先に血液での検査を受けましたが、
そのどちらもが「PBFD陰性」でした。
(今はメンバー宅と私の仲間の家でそれぞれ暮らしています)
 
PBFD無症状キャリアと思われていた親鳥は、
残念ながら胃癌でこの秋に亡くなってしまいました。
ですのでPBFD組2ファミリー合わせて残り6羽、血液での再検査をする予定です。
 
本当は年内に再検査を受けて、
その結果も併せてこちらのブログでみなさまにご報告したいと考えていたのですが、
他の子たちの急病などで資金が間に合わず、
今は2025年春までに再検査、と目標を据えています。
きっとみな陰性だと信じています。
そしてわが家でも、繁殖を再開できることを心から願っています。
早く再検査できるよう、仕事をがんばりたいと思います。
 
 
嬉しいニュースとして、
今年の夏にメンバー2名がショップからお迎えしたセキセイたち、
PBFD陽性が複数羽出て治療を続けていましたが、
その全ての子たちが今月「陰性(陰転)」という結果が出ました。
 
 

 

メンバー・トトフィムさんのYouTube

 


 
だからきっと、みんな大丈夫。
がんばります。
 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

わが家のミモザとHIROさん宅のむつきくんの息子たち

 

 

 

以前に愛鳥塾でも宣言させていただいた通り、

ノーマルカラー(原種)も大切に保存していきたいと思っています。

 

 

 

 

 

(あかね 記)