The baptism of a blue feather. -17ページ目

The baptism of a blue feather.

未来への扉を開ける為の第一歩です。













古びた夢がたくさん詰まった、この家に帰って来ると大切にしてたものが見えてくるんだよ。











昔は横を見る度、子供の姿をした僕が『大丈夫だよ、このまま歩こう!!って笑顔で繰り返してた。











何度も何度もキミの励ましに救われ。











いつもいつでもキミの肩を借りたね。











使い古した机











その上の落書きの跡。











そんな大切な物をどこかに置いてきたこれまでを探しに旅に出ようか。











もう一度二人で、大切な物を見つけられたらその時は僕はやっと明日へ踏み出せる。











握りしめたてた手で、もう一度キミとギュッと手を繋ごう。











大切な物を見つけられたらそこからが、新しい始まりだから。

































 足元を見ながらため息をつく。















 このままどこかへ行ってしまいたい感覚。















 逃げ出したいと思った訳じゃない。















 ただ少し心に休みをあげたいだけなんだ。















 遠く遠くこの場所からもっともっと離れた遠くの街へ。















 ただ心に休みをあげたいだけなんだ。















 電車でお弁当を食べたり、飛行機で大空を眺めて、船に乗って海に恋したり、時々公園のベンチで夜空を眺めて闇の深さに怖くなったり。















 ただ心に休みをあげたいだけなのに。















 現実はとっても残酷で…。















 心はいっつも傷だらけで…。















 大事にしてあげなきゃダメなのに。















 みんな平気で傷つけあってる。















 小さい頃の純粋な気持ちを平気で忘れて。















 みんな心をもっと大事にしてあげなきゃダメだよ。






























 みんなの心は今日も泣いてるよ。




























 何気なく歩くいつもの帰り道に、ふと見上げた空。












 雲が色んな形に見えてくるから、思わず口元が緩んだ。












 あの雲は昨日テレビで見た、動物に似てるな。












 あの雲は今日教室で転んでた、あの子に似てるな。












 もしかしてあの雲は…なんてこと考えてたら、キミが現れて『何にやけてるの?』っていきなり話しかけてくる。












 ドキドキしながら僕は、照れ笑いをしてまた空を見上げてる。












 実はキミに内緒だけど、キミの雲も見つけたんだ。












 キミと僕とがいっしょに並んだ形の。