Fading Star / Sirenia
今回は、久しぶりにSireniaを 。
シレニアは、ノルウェーのゴシックメタル・グループ。
グループというよりは、モルテン・ヴェランのソロ・プロジェクト
というのが正確ですが。
女性ボーカルがころころと入れ替わって、落ち着かない
状態が続いていましたが、2009年の4作目のアルバム
The 13 Floor から加入したアイリーンが、現在も活躍中。
さてその4作目のアルバムThe 13 Floor のあとを受けて
今年一月にリリースされた第5作、The Enigma of Life ですが…。
このアルバム、一口で言うと、
ゴシック味のノルウェー・ポップというと言い過ぎかもしれませんが、
とにかく尖った部分はほとんどそぎ落としましたので、
ゴシック風味は薄いですが聴きやすいでしょ、的な
あっさりテイストのシンフォニック・メタルとなっています。
甘いアイリーンの歌が全面にフューチャーされている
というのでしょうか、歌中心に音作りがされているために、
どうしてもメタルっぽくない。
シンフォニック、混声クワイヤ、リズム隊ともども、今回もかなりがんばってます。
しかし全体に似たような傾向の曲がかたまっているために、
アルバムを通してのっぺりした起伏のない印象があります。
こういうゆるーい流れがお好みの人には、どっぷりはまっちゃう、みたいに
いいかもしれませんが…。
ただ初期の方が、ガツンとした迫力があって好きだったな。
個人的には。
もちろん、ボーカリストが変わったからじゃなくて、
グループとしてのスタンスの問題ですよね。
他のゴシック・グループが、スラッシュ、ヘヴィなテイストを
加える方向に向かいつつある中で、あえて聴きやすい
ソフト・ゴシック (そんなのあるっけ?) の路線を選択したか、シレニア。
それはそれで、ひとつの道です。
わたしゃ止めません。
そんなわかりやすく親しみやすい国民歌謡的ゴシックのこのアルバムですが、
あえて選ぶならこの二曲にしましょう。
All My Dreams
このメロディなら、日本語が乗っても違和感ないかも。
こういう声にはまる人もいるんでしょうね。
Fading Star
ギター、シンフォニック、クワイヤ、シンセ、そしてデスボイスまで、
どれもいいバランスでまとまって、全体にわりと重厚なゴシックに
仕上がっていて、このアルバムではおすすめです。
参照例URL↓
All My Dreams
Fading Star
http://youtu.be/k0aADM125zk
- サーティーンス・フロア/シレニア
- ¥2,700
- Amazon.co.jp
- ジ・エニグマ・オヴ・ライフ/シレニア
- ¥2,700
- Amazon.co.jp
