The Heartblood Symphony /Serenity
今回は、二回にわたって Selenity を取り上げてみます。
セレニティは、オーストリアで2001年に結成された
メロディック・パワーメタル、シンフォニック・メタルのグループ。
オリジナルメンバーが次々に交代しながらも、
2004年、2005年とデモを発表していきます。
2007年にWords Untold & Dreams Unlived でアルバム・デビューし、
2008年 Fallen Sanctuary
2011年 Death & Legacy
と、今までに三枚のフル・アルバムをリリースしています。
このセレニティ、プログレ的なバックボーンを持ちながらも、
壮大でパワフルなシンフォニック・サウンドと美しい叙情的なメロディが
高次元で結晶したクォリティの高い音を聴かせてくれます。
ゴシック的な重さやゴリッとしたギターの音など、
メロディ中心の音作りでありながら、がしっと聴かせどころをふまえた
ツボを押さえた曲作りのうまさがうかがえます。
ただ個人的に、ボーカルのゲオルグ・ノイハウザーの声質、
いまイチ好きになれないんですよね。
うまいしソフトでいい声なんですけど、このグループのような、
どちらかというとシンフォニックな雰囲気を
前面に出したい音には向いていないような気がして…。
とくに高音の感じは、80年代後半のメタルのイメージが
してしまって、どうもいけません。明るすぎるのか。
しかしそのあたり、まさか本人は意識してないと思いますが、
曲によってはKamelotのロイ・カーンっぽい歌い方を
してたりして、ああこれならOKなんだけど、と納得してしまうのです。
ファースト・アルバムは、メロスピ+パワー・メタルといった趣で
インパクトは今一つの感がありますが、このなかでは、
ラスト・チューンのThriven がダントツにカッコ良い。
ヘヴィなリフから一転してアコースティックなメロディラインが。
そしてギターが大活躍のドライブ感いっぱいの展開に。
そしてドラマチックなコーラスやオーケストレーションによって
さらに厚みを増して完成度を高めたセカンド・アルバム。
そのなかでもオススメは、Rust of Coming Agesや
Velatum(ちょっとKamelot風)もいいけど、
The Heartblood Symphony が秀逸。
とくにこの曲は、印象的なリフの疾走から入って、
スローダウンしてからのゲオルグのボーカルがとてもいい。
キャッチーなメロとスラッシーなギターのコンビネーションが耳に残る。
途中のピアノが絡むしっとり部分もいいですね。
今回はこの二曲を。
ファースト・アルバムからThriven 。
セカンドアルバムから、
The Heartblood Symphony 。
参照例URL↓
Thriven
The Heartblood Symphony
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Words Untold & Dreams Unlived/Serenity