Coast to Coast / Scorpions
あるバンドが、自分たちの曲ではない、
ほかのグループの曲をカバーしているのを見ると、
いろいろなことがわかっておもしろい。
ほかのグループの曲をわざわざ演奏するということは、
そのグループを尊敬しているとか、大きく影響を受けたとか、
その曲が大好きであるとか、
それなりの理由があるのでしょう。
しかしカバーをしたからといって、
本家よりうまくできるとはかぎりません。
場合によっては全然違う雰囲気になってしまうことも。
またカバーではないけれど、
同じグループであっても、その時期によって
ギタリストが違ったりすると、かなりノリや
曲の雰囲気が違ってしまうこともしばしば。
今回の曲、スコーピオンズの「コースト・トゥ・コースト」は、
1979年リリースのアルバム「ラブ・ドライブ」に収められていますが、
なんとインスツルメンタル。
いらないものを全部そぎ落としました、といった感じのシンプルさ。
それも「行間を読め」とでも言わんばかりの音符の少なさで、
非常にスローでヘヴィなドライブが特徴的。で、カッコイイ。
拙者としては、この曲、スコーピオンズの代表曲Top10に
まちがいなく入れたい名曲です。
この曲、ゆったりしたリズムで簡単そうに見えて、
じつは演奏するにはかなりのクセ物だと思うのですが…。
なんて言うか、じっくりと腰がすわったタメがないと、
べたーっとした印象になってしまいがち。
で、この曲ほかのグループもカバーしてたりするのですが、
聴き比べるとやはりどこかちがう。
1997年にアルバム・デビューしたドイツのメタルグループ・DISBELIEFも
この曲をカバーしていますが、どうもちがう。
べつにどこもおかしくないのですが、
なんとなく平板な印象があります。
それに少し音のチョイスも違う?
それでは本家の演奏でも、ギタリストが変わるとどうなるか。
マイケル・シェンカーが参加しているバージョンと、
そうではないのとではどうでしょうか。
うーん微妙ですが、やっぱこの曲はマイケル・シェンカーが
ギターをとっている方が、この曲らしいドライブ感があるような。
同じ曲でも、演奏者が違うと一味もふた味もちがう、というお話し。
本家(マイケル・シェンカー参加)
参照例URL↓
カバー(DISBELIEF)
参照例URL↓
http://youtu.be/d4RzkaP7XtM
本家
参照例URL↓
http://youtu.be/u235TTnhn_4