Zoo(Scorpions) / Bruce Dickinson
本家 vs カバー第二弾。
ブルース・ディッキンソン(現アイアン・メイデン)が、
ソロ時代にスコーピオンズのZoo をカバーしているのを見つけました。
もう、この図式だけて受けてしまう。
このひとの多芸多才ぶりは有名ですが、曲のカバーも幅広い。
いろんなグループのいろんな曲をカバーしているのですが、
ああなるほど、こういうのを聴いてきたわけね、というのが
ありありとわかって、おもわずうんうんと納得してしまいます。
ざっとあげてみても、ブラック・サバス、AC /DC 、
ディープ・パープル、スコーピオンズ…と、
まさにメタルの王道の継承者?にふさわしいど真ん中のロック歴になってます。
で、スコーピオンズのZoo をカバーの話に戻りますが、
聴いてみたら、予想以上によかった。
このひと、歌がうまい。(あたりまえです)
演奏も本家のスコーピオンズにかなり近いノリでなかなかです。
しかしボーカルについては、微妙というか、
クラウス・マイネには、彼独特の味があります。
ふたりの持ち味が違うので、いちがいにどちらの勝ちとか
いうのは難しい感じがします。
いや、どっちが勝ってもどうでもいい。
とにかく彼が、Zooを選んで演っていることで、もうOKなんす。
しかし極め付きは、なんとブラック・サバスの「サバス・ブラッディ・サバス」。
彼も学生時代に聴いていたのでしょうか。
師匠、やらせていただきます、という感じなのでしょうか。
聴き比べてみると……
いや歌自体は、ブルース・ディッキンソンのほうがうまい。音程が…。
いやいや、やっぱりこういう比較はまちがってる。
御大オジー・オズボーン先生に、うまいとかへたとか
音程がどうの、などということのほうがまちがっているのです。
彼はそういう次元を超越した存在なのですから。
そして総合的に見てみると、やっぱりこの曲はサバスの圧倒的勝利。
サバスの曲からあふれるあの雰囲気は、
サバス以外には作り出せないのです。
それはもう、技量とか練習とかとはまったく別の領域の
「空気」とか「味」みたいなものだと思うのですが。
参照例URL↓
Zoo / ブルース・ディッキンソン(カバー)
Zoo / スコーピオンズ(本家)
Sabbath Bloody Sabbath / ブルース・ディッキンソン(カバー)
Sabbath Bloody Sabbath / オジー・オズボーン(本家)