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出ベンゾ記

ベンゾジアゼピン離脱症候群からの生還をめざして苦闘中。日々の思いを綴ります。




北新宿の朝。



総武線車内。



旧三鷹跨線橋。どうなったのかな。



小石川後楽園。



東伏見稲荷神社。



上野動物園旧正門前。



新宿中央公園。



住友三角ビル。三角広場。



北新宿の裏道。




北新宿。



うちの玄関先。






桃園川緑道。モモガルテン。



北新宿。



西武新宿駅近く。



阿佐ヶ谷の公園。




伊東豊雄の名品、座・高円寺の直近、中央総武線の高架をくぐると、目の前にこんなものが現れる。


塔と呼ぶには低い感じだが、ほかになんと呼ぶ?







銘板には貯水槽とある。

そしてこの構造物、いくら調べても名称以外にはデータがないのだ。

すぐ側の歩道橋に上ってみる。




なかなかの勇姿だ。



道路は環七。


右端の低いところに中央総武線の高架が見えるが、私がぼんやりしているためか、電車からこの貯水槽を見た記憶がない。



春になるとふもとにポピーが咲き乱れるという情報も。







ポピーはまだないけれど、やけに親密すぎる高校生くらいの男子2人が。




2009年、プリツカー賞受賞者の伊東豊雄の設計により竣工した複合型劇場「座・高円寺」のことは、もちろんその開館時から知っていた。ただ、私がやや演劇に疎いために、今日まで内部を見て回ることはなかったのだった。

年明けの某日、総武線の車内からこの建物を見て、そろそろ中に入ってみなければならないぞと、にわかに思った。

そして、思えば行くのだ(笑)



高円寺駅の北口を出て、右方向、環七にぶつかるあたりに、ボコボコ穴のあいた建物が見えてくる。

この穴が重要だ。



ファサードにも穴。



現代の劇場建築の多くが、開放的空間造形を目指すところ、伊東は環七の騒音や近辺の高さ制限を考慮して、密閉空間を構想したそうだ。

結果的に生まれた外観は、なんと70年代前衛演劇の、テント芝居のフォルムに近しいものとなった。



伊東豊雄のプラン。



佐藤信の黒テント。



唐十郎の紅テント。

というわけで中に入る。



先の穴ボコが効いてくる(笑)



なんとまぁ美しい。



上が2階。



2階はカフェのアンリ・ファーブル。



壁のオブジェも素晴らしい。



3階からカフェを見下ろしたところ。穴ボコだらけ。



なんというべきだろう。青白い穴が外光。黄色っぽい穴は人工光。底の赤はソファだ。



溜息が出るばかり。



このソファが見下ろしたときに見えた赤。

まだ舞台を見ることができていないが、これらパブリックスペースを見ただけで、紛れもない傑作と知れるマエストロの業だ。

感服した。