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出ベンゾ記

ベンゾジアゼピン離脱症候群からの生還をめざして苦闘中。日々の思いを綴ります。


早稲田の大隈講堂で「早稲田の街スプリングコンサート2025」というイベントがあったので覗いてきた。


無料で出入り自由という格好の機会だ。




有名な建物なので簡略に述べる。

チューダーゴシック様式とカテゴライズされるオーディトリアムで、意匠設計は日比谷公会堂の佐藤功一。構造設計は東京タワーの内藤多仲。音響設計は旧文京公会堂の佐藤武夫。

1927年の竣工で、2007年、大規模な改修を行った。その際、表面を覆っていたスクラッチタイルが、記念に頒布されたそうだ。下がそれ。



修復は丁寧で美しい。






正面入口の重い扉。



扉を中から見たところ。



講堂入口横の小窓。



2回席へのアプローチ。



中へ入る。



小学生のブラスバンドが演奏中。



天井の意匠が素晴らしい。宇宙を表しているそうだ。





宇宙の感じが出ている。圧巻。






地下には小講堂もあるそうだ。

2階と地下は立ち入り禁止で、残念ながら見ることができなかった。




以前、某SNSで、こんな写真をアップしたら、歳上のお仲間を含めて、誰もわかる人がいなかった。



硝子の容器の両端にゴム製の部品が付いている。このゴム部分が劣化しやすく、完品は珍しいようだ。

まして箱付きなどは価値がさらに上がる。



箱に文字が書いてあるからお分かりだろうが、そう、目薬だ。



私の古い記憶では、60年以上前、今は亡き父の腕に抱えられて、この硝子瓶から落ちる滴を目に落とされた。




悶絶した。沁みるなんてものではない。箪笥の樟脳が直接目に入るような沁みっぷりだった。 



それより以前の目薬はこんなものだったようだ。硝子の棒に液を付けて、滴を落としたのか。

コカインが含まれていたのか?

(写真はすべてWebから拝借しました)





この季節になるとかならず思い出すのが、わが師・玉城徹の歌。





《いづこにも貧しき路がよこたはり神の遊びのごとく白梅》

遊びとは、戯れ、冗談というようなニュアンスか。学徒出陣から生還した作者の、喜びと虚脱が入り交じったような心象が、輝く白梅をとおして浮かび上がってくる。



第一歌集の冒頭、第一首。





昭和37年刊の『馬の首』所収。