バブル期の建築を網羅したTOTO出版の『建築MAP東京』から、うちの近所の建築をまず見て行こうというのである。

写真では色がはっきりしないが、かなり強めの緑だ。

私がこのビルを初めて見たのは35年ほども前になるが、友だちとトカゲ色などと悪口を言った覚えがある。珍しかったわけだろう。

ひと目で金がかかっていることがわかる円柱が幾本も使われ、バブルの気分が出ている。

エレベーターホール。日建設計の仕事だと言われれば納得するだろう。
同じ日建の、パレスサイドビルのエレベーターホールの血脈を感じるのだ。

床の円もそれを感じさせる。

今のビルに、こうした芸術的階段などあり得ないけれど、この時代はまだ残っている。昭和モダンの残滓だ。

美しいことは無類だが、ちょっと必然性が感じられない空しい意匠…
1986年竣工。


ロビーのベンチ。こういうのは初めて見たかな。

これだけ見るとなんだかわからない。

わかるように撮るとこうなる。
自販機、チェーン店の看板は、都市の景観の敵だ。

1階エントランス脇のスタバ。かつては深夜営業のチャイニーズレストランだった。私も夜中によく行ったものだ。

裏手にまわる。

浄風寺周辺再開発の碑。してみると、もとはお寺さんの敷地だったのか。

鐘楼などもグリーンで統一してある。
こういうところから、森ビルが町内まるごと開発する暴挙まで、そう遠くはないだろう。あれはバブルのリバイバルではないのか。




























