今年いっぱいで営業を終了し、大々的な建て替えを行うことが決まっている神田学士会館に、とうとう工事用の足場が設置された。
新旧館が密着した構造だが、裏手の新館を解体して、隣接する他社ビルとともに高層ビルに変わる。
旧館は保存して曳屋で新ビルと合体。当節流行りの剥製ビルがまたできるのだ。
神保町周辺では、九段会館テラス、博報堂ビル、文房堂などがこのタイプで、東方学会ビルも同様となる。
剥製ビルは外観はうまく保存されているように見えるが、一歩中に入るとまるで現代の無個性な内装で、かなりの違和感がある。
学士会館がどう変わるか、かなり不安だ。
また、学士会館旧館の周りには、史蹟もいくつかある。