日糧パンのあった町 | 出ベンゾ記

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ベンゾジアゼピン離脱症候群からの生還をめざして苦闘中。日々の思いを綴ります。

以前、中野の天神商栄会という小さな商店街を紹介した。銭湯がリノベーションされていたり、ほのかな復活の兆しが見える通りだった。

今日取り上げるのは、ほぼ滅亡してしまった商店街だ。

場所はやはり中野。城山中央通商栄会という。

商店街を名乗るにふさわしい店は1〜2軒。







コンビニ以前の万屋的な店だが、エルシーって何だろう。





下は写真館。きれいに補修してあるが、さて、商売になるんだろうか。






写真館の裏側。

さて、今回のタイトルにした店だ。



看板建築だが、ひじょうに凝った改装がされている。電話番号が三桁だからとうに営業はやめているのだろう。


日糧パンは北海道に拠点を置く優良企業だが、古く1966年に町田の丸十製パンを買収して東京進出をはかった。


66年というと私は6歳だが、このスワンの看板には覚えがある。

現在は別のロゴに変わっているようだ。



車ごと打ち捨てられた建物があったが、玄関の造りが民家のそれとは違う。

ここもかつては何らかの商売をしていたのではないか。