神田須田町で蕎麦を食う | 出ベンゾ記

出ベンゾ記

ベンゾジアゼピン離脱症候群からの生還をめざして苦闘中。日々の思いを綴ります。

私の若い頃は、東京の蕎麦の暗黒時代で、とにかく蕎麦がまずくて嫌いになった。


東京の蕎麦が旨くなったのは、なにかと迷惑な団塊の世代のおかげで、彼らが定年後にこぞって蕎麦を打ち始めて、まず老舗蕎麦屋の味が向上した。


さて、神田須田町で蕎麦屋といえば藪、まつや、ちょっとひねって六文そばか。


しかし、今回行ったのは、神田尾張屋本店。きしめんでも出そうな店名だが、まったくの江戸前だ。


大正12年創業。関東大震災の後に始めたのか。






蕎麦の前に街頭風景を。戦後のものだろうが、もはや解体寸前というボロいビルが。



砂丘…ありそうでないかな。



裏地店というのを見たのは初めてかもしれない。羅紗店というのもあるなあ。



これはよく知られている鷹岡ビル。今回の東京建築祭の対象にはならなかったようだ。



さて、尾張屋だ。






古色がついているが、美術系の招き猫。


飲み物は別だが、私はブログに食い物の写真を載せたくない。

なんかイヤ(笑)







こちらは実験用ガラス器の老舗。



よこいビル一階のカフェバー。いつか行ってみたい。



日本橋に出た。

スゴイことになっている。