日フィル、ニューイヤー2014 | 出ベンゾ記

出ベンゾ記

ベンゾジアゼピン離脱症候群からの生還をめざして苦闘中。日々の思いを綴ります。



ずいぶん久し振りに東京芸術劇場にやってきた。



先日、どなたかが「日本のオケは年明けはやる気がなくて困る」というようなことを書いておられたが、このコンサートがまさにそれだった。

ポピュラーコンサート的な軽いプログラムなんだから、あまりお堅いことは言いたくない。しかし、せめてメインのピアノコンチェルトくらいは気を入れてやってもらいたかった。

ピアノの清水和音は62歳くらいになったのだろうか。柔らかく豊かな音で、大きな構えの音楽を作ろうとする。日本の男性ピアニストで、こうしたグランドマナーの演奏は貴重だ。

対して川瀬賢太郎の伴奏は、薄い響きでタメの利かない一本調子。

最後まで息が合うことはなかった。

どうしようもないから、若き日と現在の清水の写真を並べてみる。


これは楽しめた(笑)。