世の中、忙しすぎます。
総務省によると、情報量が10年前に比べ、
500倍以上なんだそうです。
私たちはその中から、選ばなければなりません。
昔と違って、情報を選びぬく力も
必要となるわけです。
あれもいい、これもいい、
あれよりこっちの方がいい、
いや、探せばもっといいのがあるはず。
そうして私たちは情報に埋もれていきます。
そうこうしている間にも、
情報が次々と流れてきます。
早く早く早く早く早くと言われて、
子どもは大きくなります。
落ち着きない子どもを見ると、
とても反省させられる私です。
子どもには、ゆっくり話すことから。
私たち大人は、情報を遮断することから。
落ち着きのない子にしたのは、
私たち大人が、そう育てたから。
素敵な音楽を早送りで聞いても
感動がないように、
素敵な人生を味わうには、
ゆっくりの時間が必要です。
子どもが早口の時は、
早すぎてわからないから、
ゆっくり話してもらいましょう。
大切なことを見落とさないように。
ゆっくりの会話を続けることで、
落ち着きを取り戻していきます。