1か月前に解けなかった問題に再チャレンジです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20141104/15/pppiapiaseijin/b8/83/j/t02200165_0800060013119101461.jpg?caw=800)
今日はこの問題を解くのに、絵を8ページも描きました。
もちろん、1分で終わったページなど色々ですが。
式で書くと6×3=18
問題は、たいようさんとかみなりさんのかけっこ です。
太陽さんは一日に地球を1周しかできないけど、
かみなりさんは、一日に地球を6周も回ることができる。
たいようさんが地球を3周したとき、かみなりさんは?
という問題です。
地球の周りをぐるんぐるん回るかみなりさん。
太陽さんには、汗まで描いてくれました。
何度も6周 3倍分回ろうと頑張りましたが、
どうしても途中で描けなくなってしまう。
悩んだ末、
「そうだ、6周をまとめてしまおう」
と気づいたのが最後の絵。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20141104/15/pppiapiaseijin/a2/a7/j/t02200165_0800060013119101462.jpg?caw=800)
一見めんどうくさいような作業をすることから、工夫が生まれた瞬間です。
「まとめる」という工夫が生まれたことによって、
18重の丸を書くことから解放され、かつ見やすく、わかりやすくなりました。
工夫できた ということは、つまり 思考回路が増えた ということです。
思考回路は、工夫をするときに増えるそうです。
そして、ゆっくりした時間がないと考え、工夫することはできません。
小学生のうちは是非、この工夫する時間を増やしてあげてほしいです。
指導者としては、こうしたらいいのに! 惜しい! あともう少し!
心の中で叫びます。
教えたほうが100倍楽ですが・・・・・我慢します。
工夫するというお宝を指導者がもぎ取ることになるからです。
何度も失敗することで、自ら解法を生み出していきます。
ゆっくり取り組めば、できるようになります。
まさに、自力で、掛け算の考え方の一つを学びとりました。
「 一つ分(1あたり)が、いくつ分あるのか 」
まだ掛け算を習っていないけど、すでにこの考え方を習得しているということは、
近い将来、学校の授業で掛け算を習ったときに、「なるほど!」
と思ってくれるはずです(^◇^)
そして、こうすれば早く解けるんだ!
でも、もともとは こういう理由なんだ!
あの時、あんな絵を描いたな!
なんてことを思い出している所を想像すると、ぞくぞくするほど嬉しい。
ゼロから生み出す勉強法です。
習ってないからわからない と言えない教室なんです(笑)。
本当に子どもたちは素晴らしい。
よく頑張りました
![合格](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/304.gif)