算数 年長さんの文章問題 |  教えない教室 ゼロからイチを生みだすゼロイチ算数教室

 教えない教室 ゼロからイチを生みだすゼロイチ算数教室

年長から小6対象の少人数教室。ヒントなし、真っ白な紙に自力で絵を描き解いていく。
初めてみる問題も「わからな~い」と言わず30分以上ねばり強く考える子に変わります。

教室では、文章問題をお絵描きしながら解きます。
今日は、年長さんの解答、いや作品です。

<年長さんの問題>
くまさんのおうちには はちみつのつぼが いっぱいかくしてあります。
ところが、あそんでいるあいだに そのつぼを 3こも
こわしてしまいました。
つぼが 16こ あったとすると、
いまは こわれていないつぼは なんこあることになりますか。



Aちゃんは、はちみつのつぼをたくさん描いてくれました。
でもよく見てみると、食器棚の上や、下や、壁との間、机の下、
上の方の棚の中に描いてあります。

これは、一行目の「いっぱい かくしてある」という意味を理解しているからです。
それで、おうちを描いて、つぼは目立たないように描いてくれたのですね。


「そのつぼを壊してしまいました。」
そこで、机の下のつぼにひびを描いてくれました。
とてもわかりやすいです。

「つぼが16こあるとすると」
そこで、何度もつぼを「1,2,3,4、・・・」と数えながら描き足していきます。
1対1対応が、何も言わなくてもきちんとできています。
「描けた~」と教えてくれたら、私も一緒にはちみつのつぼを数えます。
数の読み上げを一緒にする練習になります。


「最後にこわれてないつぼは何個ある?」と聞くと
また、1,2,3,4、・・・と数えて、13個と教えてくれます。


「そうだね、13個だね!答え13個って描いてね」と声をかけます。
「13」と言いながら、「14」と描きます。
「あら?これは14だね。もう一度 13 って書こう」
「13」と言いながら、また「14」と描いて、
自分でも、「あれ???」と言って笑ってる姿が、最高にかわいいAちゃんでした。