( ̄~ ̄;)まず知るコトから始めたい -6ページ目

( ̄~ ̄;)まず知るコトから始めたい

欲しいと思うのは、身体がソレを求めているから。だから、欲しいモノを素直に食べたり飲んだりするのが、いちばん健康に良いんだよ。

「セックスワーク・サミット2014@渋谷・弐」現代風俗ゼミナール


主催者は、新しい「性の公共」をつくる一般社団法人ホワイトハンズ(代表理事・坂爪真吾氏)。講師は、水嶋かおりんさん(風俗嬢講師、SWASH、性戯の味方)とイトイミユキさん(現役セックスワーカー、Kitai場主宰)です。


セックスワーク・サミット2014@渋谷・弐

なお、以降のAは著者が一部加筆していますので、ご了承ください。また、お二人が「個人的な経験談」だと強調されていました。


<風俗に入った後の稼ぎ方>


Q35:指名を取るため、売り上げを上げるために、最も必要なことは?
A35:写メ日記、ダイレクトな「生の情報」、出勤曜日の固定などだそうです。


Q36:リピート客を確保するために、必要なコンセプト(=「最低限風俗嬢」)とは?
A36:「私が思う女性像と、客が思う女性像の違い」ニーズを汲み取るコトだそうです。


Q37:風俗店の経営者(男性従業員)って、どんな人が多いの?強面のヤクザな人ばっかりなの?
A37:いわゆるコワモテの方は、ごく一部。サイトの構築や画像など加工に長けた、IT系の方が多い印象だそうです。性風俗店の大半を占めているデリヘルは、インターネット上にしか店舗がないからだと思われます。


Q38:厄介なお客さん、嫌なお客さんには、どう対応すればいいの?
A38:「あなたの為に」というキーワードが、重要だそうです。優しく接してもらうにも、コンドームなどを用いるのにも「あなたの為に」が有効だそうです。


Q39:事件やトラブルがあった時、お店や警察はきちんと守ってくれるの?それとも、暴力団が出てくるの?
A39:一概には言えないそうですが、警察は消極的な場合が多いそうです。「キチンと女性を守ってくれる人を持っておくのは大事」だそうです。


Q40:IT(ホームページ、ブログ、写メ日記等)の効果的な使い方&注意点を教えてください。
A40:重要なのは、サイトに自宅の部屋・窓は載せないコト(グーグルの位置情報などを利用される危険がある)。特に、出勤情報以外の、リアルタイムのプライベート情報は避けないとマズイそうです。プライベート情報をのせる場合は、時間差を置く点に注意が必要だそうです。


Q41:肉体的にだけでなく、精神的にも大変な仕事ですが、メンタル面はどう自己管理すればいい?ネット上での誹謗中傷への対応策は?
A41:1人で良いから、仕事の話を「サラッと」言える人がいてくれるコト。「サラッと」がポイントだそうで、重く受け止めない人が良いそうです。


Q42:性病予防・衛生管理について、かかりやすい病気と対策を教えてください。
A42:一般的でない、いわば「職業病」を相談できる病院が、欠かせないそうです。例えば、咽頭クラミジアという性病は、診てもらえる病院が少ないそうです。具体的な医療機関は、講師の水嶋かおりんさんが「Web上などで質問してください」とおっしゃっていました。また、今までの抗生物質が効かない「スーパー淋菌」の感染力が強く、症状の悪化が酷いそうです。経済的に苦しければ保健所という選択肢もあるそうです。


Q43:【独立系風俗嬢の可能性】フリーとして独立する方法、生計の立て方を教えてください。
A43:独立系女性同士で客を回したりして、頑張っていらっしゃるそうです。講師のお二方のように、講師が務まるようなスキルや発信力があれば、生計が立てられるのではないでしょうか。


Q44:【貯蓄と納税】お金をきちんと貯めるために、知っておくべきことは?また、保険や納税はどうするの?
A44:マッサージ屋さんとして、納税するそうです。アロマテラピーなど、医療行為でなくリラクゼーションとして申告できるそうです。


Q45: 風俗の仕事は、おおむね何歳まで働けるのですか?年齢・世代に応じた、お勧めの働き方を教えてください。
A45:加齢による「働き口の先細り」は否めないそうです。業種を選べるのは30代までで、それ以降は人妻系・地方都市ソープなどで働くケースが多いそうです。


Q46:風俗を卒業した後のセカンドキャリアのつくり方を教えてください。
A46:最近よく耳にする「40歳の壁」は昼職でこそ大きいと、講師自身の体験を交えながらおっしゃっていました。また、大手航空会社スカイマークが「頭を下げる接客に慣れている」水商売・性風俗コンパニオンだった女性を採用している事例に触れていました。


Q47:風俗嬢や風俗店が、社会(風俗肯定論者だけでなく、否定論者も含めて)と、きちんとつながったり、議論したり、信頼関係をつくっていくためには、何が必要だと思いますか?
A47:性風俗業界は、無店舗型よりも店舗型のほうが接客要素が強く、両者の文化は異なります。さらに、サービスの多様化・細分化が進んでいるコトも含めて、女性個々人の状況(背景)が全く異なります。講師は「各自が全く違うから、各々自身のコトしか語れない」と女性達の複雑性・多様性に触れた上で「つながったり、議論したり、信頼関係をつくっていく」コトを拒否しているのは、性風俗業界ではない社会だと指摘。講師自身が参加の社会活動などの事例を、示していただきました。


Q48:これからの風俗は、どのような方向に向かうべきだと考えますか?
A48:講師が、HIV防止に有効な手立てとして、セックスワークの非犯罪化を提言されていました。


<著者の感想>


有効なHIV対策に当事者参画が重要なのは、言うまでもありません。しかし、当事者の女性コンパニオンの声が反映される機会は、乏しい。一部の人権団体や法執行機関などの「べき論」や鋳型へ押し込む議論の場に、彼女達の姿が見えません。


「当事者抜きで、当事者のコトを語らない。」


このサミットで改めて痛感した、彼女たちの声を聞く重要性と共に、僕自身に足りないモノ。現象・問題を読み解いて理解する鍵、リテラシー向上に取り組んでいきます。


つづく


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