カマイタチのパンチライン -4ページ目

いびつ2

俺と前田は入学当初、音楽サークルを探している最中に出合った。
最初に見学に行ったサークルはキャバーンとか言う名前で、
アメ村ストリート系のファッションで身を固めたオシャレな奴らが集う所だった。


お団子頭にスカジャンをきた、スキャンテーのヨッピー見たいなオシャレ可愛い女子がいっぱい来ていたが、
SPINSで買った古着を着こなした石田壱成みたいなチビT男子が話しかけていた。
イモくさい俺たちは当然ハミっていた。

「俺はこいつとは違う、いつかあの中に入るポテンシャルを秘めてる。勘違いするなよ。」

お互いそう勘違いしていた。

いびつ

18年位前、初めて出来た彼女と
マクドナルドにデートした。

枚方の田舎の大学で一個下の彼女。
楽しかったような気がした。

となりのサークルの彼女と楽しくデートしていると
彼女のサークルの男が自分の弟を彼女に紹介してきた。

弟が彼女に気があるらしい。
こいつどういう神経してんだ。

よく見ると兄の方は、知った顔だった。
入学した直後、イモくさい俺は友達も出来ていなかった。
なので全く気も合わないのに同じくイモくさい前田とか言った名前の奴と数日間つるんでいた。

その前田だった。

お互いもう2年の終わり。
前田はイモくさい感じがなくなっていたが
要領は悪そうで空気も読めなそうだった。

どうでもいい話だけど、ふと思い出した。

クソ

本当にクソな奴。
ストレスを与え続けられて
なんで笑って話かけられると思ってるんだ。
こういうキチガイの相手を10年もやってる
表彰もんだ。
クソは死ねばいいよ。
何回も頭を蹴られて目から血を流して死ね。