いびつ2 | カマイタチのパンチライン

いびつ2

俺と前田は入学当初、音楽サークルを探している最中に出合った。
最初に見学に行ったサークルはキャバーンとか言う名前で、
アメ村ストリート系のファッションで身を固めたオシャレな奴らが集う所だった。


お団子頭にスカジャンをきた、スキャンテーのヨッピー見たいなオシャレ可愛い女子がいっぱい来ていたが、
SPINSで買った古着を着こなした石田壱成みたいなチビT男子が話しかけていた。
イモくさい俺たちは当然ハミっていた。

「俺はこいつとは違う、いつかあの中に入るポテンシャルを秘めてる。勘違いするなよ。」

お互いそう勘違いしていた。