SONY CFS-10 のラジオ、特に FM が鳴らなくなっていたので、ラジオへの給電を調べてみたところ、あきらかに電圧が低すぎることから給電用のトランジスタ交換で鳴るようにはなったのだけど、パワースイッチで電源入れてから音が出るというか、ラジオユニットが正常に起動するまでに 3 秒とかかかってしまう。

 

まるで真空管ラジオじゃないか。

 

サービスマニュアルないから、ラジオユニットの正常な電圧がわからない状態なので、壊れるとイヤだな、とヒヨって 3 V で実験して動作が改善したので、暫定で 3V で動くものと仮定していた。

 

その後、余っていた電解コンデンサがあったので、ついでだからラジオ基板の電解コンデンサも交換しておこうとラジオ部を分解した時に目に入ったラジオ基板上の SANYO の IC、 LA3361 のデータシートを探してみたら 6V で動かすサンプル回路があることがわかった。

 

じゃぁ試しに 4.5V がトランジスタの手前に来ているので、これをブリッジして直接与えてみようと思った。少なくとも 6V までは壊れないだろうと決め込んだ。

 

 

症状としては、ちょうど、3.289V 出ている箇所に現れる電圧が、電源を入れると 3 秒位かかってこれくらいになる。コンデンサの充電に電力を取られて徐々に電圧が上がってくるような感じ。ラジオがまともに動き出すおそらく最低ラインの 3V になるまで時間がかかるからすぐに鳴らないっぽい。 

 

4.5V ラインは電源オンですぐに立ち上がる。ってことは、電源供給トランジスタの後か、そのものに問題がありそうだ。(実はオリジナルの抵抗値を変えてはいたのだけど)

 

試しに、近くにある 4.5V ラインをトランジスタをすっ飛ばして直接ラジオユニットへ行くように仮配線してみた。トランジスタは単にスイッチのように使っているっぽいので問題なかろう、という判断。

 

直結した状態で電源を入れてみると、すぐにラジオが鳴り出す。

 

もしかしてラジオの電源電圧 3V じゃないのかな ?

 

とりあえず 6V まではラジオの IC は大丈夫なことがわかったので、トランジスタのパラメータを 560 Ωに戻してみた。これで良さそうだ。

 

 

 

CFS-10 はワイヤレス MIX という機能があって、これをオンにするとラジオ基板へ電源供給されるっぽい。で、その際ラジ基板への電源によって LED を光らせているっぽいんだけど、確かに微妙に暗かった。

 

 

電源オン時に光る LED の電圧と比べてみれば、多少なりとも参考になるだろうと思ったので、調べてみたら、

 

 

1.868V が電源オン LED の電圧。ここはいじっていないので、これが正しいとするのであれば、これに近ければ良さそうだ。

 

 

 

 

 

ラジオ基板への電圧で光る LED は 1.840V

 

だいたい同じ感じなので、ラジオユニット電源 3V はどうも間違っていたっぽいな。

 

 

 

やっぱ回路みたいよなぁ。

 

 

 

筐体に入れずにバラック状態で動作を見ているのもいいんだけど、そろそろ筐体に組み込みたいところだ。

 

 

 

あとひとつは、ラジオがちょっと歪み気味の音であること。現状でもさほど問題にはならないレベルなんだけど、気になると気になってしまう。

 

 

 

さて、どうしたものか。まともな測定器ないんだよね、自宅には...