エミューの疾走 -オンライン古書店スタッフ日誌- -6ページ目

風神雷神さま。

出光美術館 の「国宝 風神雷神図屏風」展に行ってきました。


宗達の「風神雷神図屏風」を間近で見たのは初めてだったのですが予想以上に大きくて驚きました。

宗達、光琳、抱一のなかでやっぱり一番宗達が迫力があった気がします。抱一は上品なかんじ。


前から気になっていたのですが、雷神の太鼓の叩く部分、鉄のような棒に突き刺さってますよね。

雷神はもともと日本の神様ではないからあんな解釈になったのかなぁ、と思っています。


実はこの展覧会、私の大好きな仙厓という臨済宗の禅師の作品も展示されていたんです!

仙厓の禅画は簡素な線で、3分くらい見入らないと何が描かれているのかよくわからないというちょっと変わったもの(笑)

犬の自画賛が「きゃんきゃん」。

とてもかわいくておもしろい作品ばかりです。


もう少しで会期終了なのでぜひ機会があったら仙厓を見てきてください!おすすめです。



ネコあやの

つみつみニャー。

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世の中は三連休、といわれてますが東京はあいにくの雨です。

祖母が作った松茸ごはんを食べたあとひとやすみする間に本を読みました。

長新太「つみつみニャー」(あかね書房/1974)

1ページ目から
「とうさんは目がわるくて、おまけにあわてんぼうなもんだから、たまごとまちがえて、つみきを二つもフライパンの中に入れてしまった」
と長新太ワールド炸裂。もはやさすが、の一言です。


焼かれて怒った積木がさまざまなものを積んじゃうのです。地球の上に太陽、とか傘の上におばあさん、とか。


長新太さんの本にはネコ(しかもあまりかわいくない・笑)が出てくるから好きです。本のどこかにネコがいるとつい手にとってしまう悲しい性。


ちなみにPPスタッフは長さん好きが多いです。なぜでしょうね。


あやの

随筆集のご紹介

お知らせ


ウエブページの表示動作が遅く、

本を買いに来ていただいてるお客様には

大変ご迷惑をお掛けしております。


現在、急いでシステムの入れ替えを検討しています。

秋が深まる頃にはかならず

さくさく表示されるページに変身することをお約束します!



本日は、新入荷が71冊。


いろいろな植物に実りがやってくる秋。


PP BOOKSTOREは

涼しくなったこの時期にふさわしい

「智慧の実」的な古書を集めて、

ご紹介したいと思っています。


本日はその第一弾として

3冊の随筆集の愉快で奥深い世界にご案内します。


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海野弘 『街角でコヨーテを聞いた』 (1983年)

http://ppbks.com/cgi-bin/detail.cgi?cat=5&no=J1409A057


1920~1970年代までの都市で生まれたジャズやロックを語ったエッセイ集。

YMOをテーマにした「黄色の研究」も収録、これも面白いです。

ちなみにタイトルの「コヨーテ」はジョニ・ミッチェルの「コヨーテ」からとっているようです。


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河盛好蔵 『ふらんす手帖』 (1943年)

http://ppbks.com/cgi-bin/detail.cgi?cat=1&no=J1409A049


フランス文学を中心とした随想・評論集。「世界語であった仏蘭西語」

「リルケとパリ」「僕のモーパッサン」などを収録。

戦中に出版されたため「この書物を、私は戦地にある友人諸君に送りたいと思ふ」と

はしがきにかかれているのが印象的です。


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柴田南雄 『楽のない話』 (1976年)

http://ppbks.com/cgi-bin/detail.cgi?cat=5&no=J1409A031


作曲家・音楽学者である柴田南雄の著作集。

話は日本の伝統の見直しから始まり、

現代音楽(高橋悠治にも言及しています)、

小倉百人一首、遠州大念仏まで広がります。

エッセイ風で読みやすく、ユーモアたっぷりです。

全国の音楽をたずねる「音楽紀行」が面白い!


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3冊ともいまは絶版になっています。


というわけで第2弾もどうぞお楽しみに!


ヒヨコ  はやさき




秋雨。

今日の東京は20度以下だったとか。とても寒かったです。風邪をひかないように注意しないといけませんねー。

本をデータ化していると三好達治の秋の詩とかをしみじみと読んでしまいます…秋だ…

そして事務所から駅まで歩いていたらあまりに寒いので、肉まんを買ってしまいました。

「寒いよー」と身体からサインが出ると頭の中で「肉まん食べなきゃ!」ってなぜか指令が出てしまうんです。

久しぶりに食べるので「高級肉まん」なるものをレジで注文してみました。秋を祝う気持ちで。

駅のベンチで食べる肉まんはあったかくておいしかったです。


あやの

中島敦な夜。

サイトがリニューアルされましたが、どうでしょうか?


画像にうつるバラやマトリョーシカ、ポットなど全部事務所にあるものなので、事務所で働くものにとっては不思議なかんじがします(笑)


今日は「日本文學全集」とかかれた厚い本をひっぱりだし、なんとなく中島敦「李陵」を読みました。


最初は漢文をただ読み下しているようなかんじだったのですが、どんどん話にひきこまれていって気がつくとかなりの時間がたっていました。


文字の並びが美しい…私は漢字が好きなので、特に中島敦のような文章はただ目で追うだけで楽しくなってきます。

「山月記」もついでに読もうかしら、なんて思う夜中なのでした。

あやの