おしゃれな随筆
ヨゼフ・ボイス、クリムト、カンディンスキー、
デイヴィッド・ホックニー、ロシア表現主義などなど…
本日は【美術評論】 に、
多彩な20世紀芸術を紹介した洋書芸術論集など32冊が入荷。
ぜひご覧ください。
ヨーロッパのサッカーとか見てると、
たまに解説者のひとが、
「おしゃれなプレー」などと言っています。
スペースに走りこんだ見方のプレーヤーに、
ノールックで、観客がハッと息をのむような
ヒールパスなどを繰り出したり。だけど本人無表情、みたいな。
おしゃれ。
「おしゃれな古本」てあるんでしょうか。
ちょっとわかりませんが、
本日入荷した 辰野隆 『ひとりごと』 は、
全編、かなりおしゃれ度の高い1冊でした。
何しろ巴里だからな。セ・パリ!
山田も矢田部も石本も内心噂をして、辰野が巴里に来たら、
きつと遊ぶに相違ないと云つてゐたらしいが、来てみると案の定と行かず、
君子の墍があるので、喫驚してゐるらしい。
正に、そこもとの亭主はフランスの第一流の藝術の送迎に
いそがしくて、街頭のパリジエンヌなどに関はつている暇はないのだ。
俯仰天地に愧づるところは、先づ、相対的に無い。
とは言え、悪友から誘はれれば、敢へて後ろを見せずに、
賣女群がる華やかなカツフエにも出向いて、
女が頼めば、ベネディクチンやポルトやシャルトルウズの盃を合わせる宵もあるが、
それ以上に進むことは殆どない。
如何なる美人であらうとも(然し、きれいなのがゐるぜ!) 「旅のたより」より
「殆どない」って・・・辰野先生おしゃれがすぎます!
はやさき
旅日記 vol.2
スタッフかずまの自転車旅日記。
今回は、「遭難しかかるの巻」。
冒険家として覚醒した彼、秋になったら、
おとなしい本屋の店員として無事に復帰できるのでしょうか。
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vol.2 遭難するかと…
この夏走り始めて2日目のことです。
山陰のある国道を自転車で走っていると、
地図にトンネルの旧道、峠道を見つけました。
大型トラックばかりの道のりに嫌気が差した僕は、
トンネルをくぐらずに、砂利道に突入したのでした。
ところが地元の方に道を尋ねると
「草が生えてるから、やめたほうがいい」との返事。
ですが経験上大丈夫だろうと判断したのが間違いでした。
舗装ではなくなるとすぐに分岐。
ここで右が正解だという時点で、かなり嫌な予感がしてきました。
ですが峠には直ぐに到着。
やはり杞憂に終わるかと思ったのですが…
どんどん草は深くなって、ついには道を見失う事態に。
それでも引き返すのは癪なので、とりあえずいける所まで行ってみます。
突然目の前が開けたかと思えば、実は足元が丸木橋という一幕も。
この木橋が実は腐っていて、このあたりが恐怖のピークでした。
やがて遠くに国道の構造物が見えてきました。
人の世界に帰って来られてよかった。
かずま
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旅日記 vol.1
1ヶ月休みをとり、
自転車で旅に出たスタッフのかずまから
旅日記が届きました。
ますます東京を脱出したい気分に拍車がかかりますが、
今日から3日連続で、彼の日記を紹介します。
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vol.1 潮風をきって
こんにちは。
実は今月一杯お休みをいただきまして、
中国地方を自転車で旅行しています。
もう出発してから10日ですが、
だいぶ体もサドルの上の生活に慣れてきました。
やっぱり風を切って走るのって気持ちいい!
とくに中国地方は山を越えればすぐに海なのでなおさらです。
海でいえば、今回行ったなかでよかったのは、
まず岡山県の渋川海岸。
白砂青松百選にも選ばれているらしいのですが、
遠くに瀬戸大橋を望みながら走る道は、まるで海に手が届きそう!
ここで一泊したのですが、
そのときは地元の大学生のバーベキューに招待されて、
おいしい一夜を過ごせました。
それから山口県の角島。
ほんとうにエメラルドグリーンの海が、
日本の、しかも本州で見られるなんて!
海を貫く橋からは、ほんとうに海の底が見えてしまうのです。
そういえばこの海峡、以前は鯨が橋をくぐることもあったそうです。
いつだか橋脚に衝突して、
最近は通らないとのことですが。見てみたかったなあ…。
かずま
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「古い」 「布」 「本」
本日は、
【暮らす】 に宮脇綾子のアップリケ作品集など
23冊が入荷しています。
個人的おすすめは
大人気ルーシー・リーから、
20世紀初頭以後、名陶が咲き乱れた北欧のクラフトマンたちの作品までを、
幅広く、かつ深く紹介。
小山冨士夫と三上次男という、
日本がほこる陶磁器研究の泰斗が編集にかかわっている、
いまでは信じられないようなラグジュアリーな1冊です。
夜、事務所に遊びにきた友人から
こういうものをもらいました。
古い布をリメイクしたブックカバーです。
「古い」 「布」 「本」
僕を幻惑麻痺させる単語が三つも揃ってます。
完全に趣味嗜好が把握されています。
裏地につかわれている古布もきれいです。
読みかけの本に纏わせ、さっそく使用。
愛用させていただきます!
はやさき










