ランツァがやってきた12 | Pパパのブログ

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バイク遊びあれこれ

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エンジンバラし編、サクサクいきましょう。

ピストンリングを計測します。
ピストンリングをシリンダースカート切り欠き部より約10㎜シリンダー内に押し込んだ位置で合口すき間を測定します。
使用限度0.7㎜。トップ、セカンド同じです。
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シックネスゲージで測定します。使用限度内。再使用します。
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オイルと埃でこてこてのシリンダー。
左側の丸いのがY.P.V.S.バルブです。シリンダー内径も測ってみたいのですが、シリンダーゲージなんて持ってるわけもなく、このままいきます。内面綺麗だし。
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バルブを抜き取った所です。エンジン右側、カバー側に小さなピンとスプリングが入っているので紛失しない様に。これも、カーボンだかスラッジだかの付着が凄いです。カーボンクリーニングの為に、メインキーをONにすると、サーボモーターが作動してバルブを1サイクル空回りさせるのですが、結局はこうなっちゃいます。2サイクルエンジンの宿命ですね。
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シリンダー外側とY.P.V.S.バルブ取り付け口をクリーニングします。パーツクリーナーだけでは落ちないので、キャブクリーナーまで使って徹底的に落とします。
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スタッドボルトの錆も落としてあげましょう。シリンダー内に粉が入らない様にウエスを詰めておきます。
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ガスケットも丁寧に落とします。仕上げにオイルストーンで優しく研いであげます。決して強く当てたり、斜めに当てたりしない様にします。
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ヘッド側も同じく。シリンダー内面は一切手をつけません。傷は無いし、良い感じでオイリーなので余計な事はしません。
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ひとまず完全です。
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次にセルモーターを清掃します。
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カーボンの粉だらけ。パーツクリーナーで洗浄します。
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写真撮り忘れましたが、サンドペーパーとワイヤーブラシで、銅の地金が出るまでコンミュテータを磨いてあげます。溝のカーボンもワイヤーブラシでしっかり落とします。
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ブラシは半分以上残っているので、このまま使用します。ここもパーツクリーナーで洗浄します。
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取り付けまでしばらくお待ちください。
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これでやっと腰下に入れるかなぁ。